Skip to content

日本史研究会4月例会

日本史研究会4月例会 published on

「古代における后の権能」
日時 4月25日(土)午後1時~5時
場所 京都大学文学部新館2階 第3講義室
   ※会場が変更となりました。変更後の会場は改めて告知いたします。
報告 遠藤 みどり氏(日本学術振興会特別研究員RPD)
   「日本古代キサキ制度の変遷」
   伴瀬 明美氏(東京大学史料編纂所)
   「日本における后位の特質をめぐって」
コメント
   石田 俊氏(山口大学)
 研究史上、古代后妃は女帝から国母へという形で、権能を発現する立場を変化させてきたとされている。すなわち令制以前の大后や令制下の皇后は天皇にとっての共同統治者であり、平安時代になると天皇の後見としての性格を強め国母として国政に関与するという理解である。さらに近年は、平安時代初期には皇后宮が内裏に取り込まれると皇后に後宮統治者としての性格が現れるという研究も注目されている。このように従来女帝研究が中心であった后妃研究に対し、近年は王権全体の中で后妃・後宮制度を捉えなおす研究が進められている。
しかし一方で、后位の権能がどういった根拠に由来し、どのように発現しうるのかという点については必ずしも深められてきたとはいえないのではなかろうか。本例会は、日本における后位について成立からその役割の変遷など、古代を通して后位がいかなる存在であったかを改めて問い直すものである。古代の后妃をテーマの中心に据えるが、近世朝廷研究からのコメントもいただき、当日は多様な視覚から古代の朝廷全体への理解を深める場としたい。

一般来聴歓迎。予約不要。入場無料。
お問合せは、日本史研究会(075-256-9211)まで。

※開催については、新型コロナウィルスの広がりによっては、中止・延期する場合があります。その場合は、本研究会のweb、ツィッターなどでできるだけ早く告知するつもりですが、急な変更も考えられますので、直前まで確認してください。