明治維新期の政治変革-公議・公論の勃興とその意味-
◎会場 平安女学院大学京都キャンパス室町館4階412教室
※アクセス 市営地下鉄烏丸線丸太町駅
市バス烏丸丸太町停留所 下車、徒歩5分
◎日時 2018年3月4日(日)14:00~17:30(受付開始13:30)
事前申込不要・参加費無料。一般来聴歓迎
三谷博氏(跡見学園女子大学教授) 明治維新における「公論」の位置
奈良勝司氏(立命館大学助教) 幕末の「公議」と対外問題
―慶応元年一〇月の簾前評議を素材に―
2018年は明治維新から150年目にあたり、顕彰活動の活発化が予想されます。しかし、私たちは「明治維新」をどれほど理解しているのでしょうか。「明治維新」を、単なる「イメージ」としてではなく、歴史事象として捉えるためには、当時の諸変革を歴史学的に検証する必要があります。そこで今回は、維新史研究をリードしてこられた三谷博氏と奈良勝司氏を講師にお迎えしました。お二人には、日本における議会制や民主主義の形成と深く関係する「公議」・「公論」概念を中心に、当時の政治変革の特質と、その歴史的意味についてご講演いただきます。そのうえで、現在の明治維新顕彰に関しても、歴史研究の立場から問題を提起し、考える場としていきたいと思います。
主催:日本史研究会
共催:「公議」研究会[科学研究費(基盤研究C)「幕末維新期における「公議」の研究」研究課題/領域番号17K03113研究代表者:奈良勝司]
お問い合わせ:日本史研究会075‐256‐9211
URL:https://www.nihonshiken.jp/