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11月例会

11月例会 published on

11月例会

中世都市論のこれまでとこれから


報告: 高橋慎一朗氏(東京大学史料編纂所)  「中世における「宿」の実像」
報告: 綿貫友子氏(大阪教育大学)        「中世湊津の支配をめぐって」
コメント: 高谷知佳氏(京都大学)


日時: 2016年11月27日(日)午後1時~午後5時半
場所: 京都大学吉田キャンパス本部構内文学部新館2階第3講義室
     京都市左京区吉田本町
    (市バス「京大正門前」または「百万遍」下車)


 網野善彦氏の「中世都市論」は、様々な「都市ないし都市的な場」を、中世前期~後期の長期的なスパンで、かつ中世社会の全構造の中で把握しようとするものであった。その後、個々の「都市ないし都市的な場」や都市類型については数多の研究が蓄積されたが、それら諸都市の歴史的展開や、中世社会における位置づけについては未だ十分な見通しを得られていないように思われる。

 そこで今回は、中世都市にかかわる課題を追究してこられた高橋慎一朗氏・綿貫友子氏を招き、中世都市研究の成果と課題を再考する機会としたい。


入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。
お問い合わせは日本史研究会075-256-9211