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2011年1月例会

日本史研究会 1月例会 「移行期からみた中世と近世」

日 時 2011年1月8日(土)午前10時~午後6時
会 場 京都大学百周年時計台記念館2階 国際交流ホールⅠ
(京都市左京区吉田本町 吉田キャンパス、時計台下)

テーマ 「移行期からみた中世と近世」

    報告者

  • 竹井 英文氏(一橋大学大学院生)  「織豊政権の東国統一過程―「惣無事令」論を越えて―」
  • 尾下 成敏氏(京都橘大学非常勤講師) 「豊臣政権の九州静謐」
  • 跡部 信氏 (大阪城天守閣主任学芸員) 「豊臣政権の対外構想と秩序観」
  • 本多 博之氏 (広島大学大学院准教授)  「中近世移行期西国の物流」
  • 渡辺 尚志氏(一橋大学大学院教授)  「中世・近世移行期村落史研究の到達点と課題」
  • 早島 大祐氏 (京都大学助教)   「戦国期研究の位相ー勝俣鎮夫氏の著作を読みなおす」

中近世移行期をめぐる研究条件は近年、大きく変化している。一六世紀史研究を進める際の技術的問題の一つであった無年号文書の年次比定の見直しによって、織豊期を中心に、従来とは異なる新たな政治過程が描かれつつある。また、研究の前提となる室町時代像についても、近年、その像は大きく書き換えられはじめている。以上の研究動向を受け、本例会では当該期をいかに位置づけるかという大局的観点から、六本の報告を用意し、中世史、近世史研究者双方の議論の場を提供したい。

一般来聴歓迎。入場無料。予約不要。
問い合わせ先 日本史研究会 075-256-9211