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第35回平和のための京都の戦争展ミニシンポ

第35回平和のための京都の戦争展ミニシンポ

日 時 8月9日(日)午後2時~4時
テーマ 「京都における建物疎開と都市防空の実態」
場 所

立命館大学国際平和ミュージアム 二階ミュージアム会議室

(京都市北区等持院北町56―1)

講 師 川口 朋子氏(京都外国語短期大学)

都市を空襲から守るという名目で住民を強制的に立ち退かせた建物疎開の実態は、空襲被害の影に隠れて、これまで十分に検証されてきませんでした。しかし建物疎開も戦争の一側面であり、人々の生活を根底から破壊したものであることに変わりはありません。戦後七〇年を迎えるにあたって、建物疎開の実態を振り返ることは、戦争による市民生活の破壊の問題を考える上でいま一度必要な試みであります。本企画では、京都における建物疎開の詳細な実態や、その対象となった住民の記憶や動向について研究しておられる川口朋子さんを講師に迎えました。皆さんとともに考えていきたいと思います。

※川口氏の近著『建物疎開と都市防空―「非戦災都市」京都の戦中・戦後―』(京都大学学術出版会、2014年)

主 催 日本史研究会

一般来聴歓迎。予約不要。入場無料。

問い合わせは、日本史研究会 (075)256―9211