Skip to content

9月例会

9月例会「高等教育史の可能性」

近年、大学における資料保存機関(大学アーカイブズ)の開設が相次ぎ、大学関係資料の収集・整理・展示・公開は着実に進展している。大学アーカイブズ以外での資料発掘も進められ、そうした資料を利用した高等教育史研究は、個別の大学を超えて展開しつつある。また、大学アーカイブズの現状と課題を論じる試みも始まっている。

本例会では、このような状況と、大学アーカイブズの担い手がほぼ日本史学と教育史・教育社会学の出身者によって占められていることを踏まえて、日本史学と教育社会学から報告をたて、高等教育史研究の課題と可能性について考えてみたい。

 

報告:田中 智子氏((財)三高自昭会三高記念室学術専門員)

「官立学校誘致現象の生成と展開―京阪地域を事例に―」

報告:井上 義和氏(関西国際大学准教授)

「戦時体制下の保守主義的思想運動―日本学生協会と精神科学研究所を中心に―」

日時:9月25日(土)午後1時~5時

場所:機関紙会館5階大会議室

(京都市上京区新町通丸太町上ル東側)

(地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分)

(市バス府庁前下車すぐ)

 

入場無料。一般来聴歓迎。

お問い合わせは、日本史研究会 075(256)9211