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11月例会

11月例会 published on

11月例会

中世都市論のこれまでとこれから


報告: 高橋慎一朗氏(東京大学史料編纂所)  「中世における「宿」の実像」
報告: 綿貫友子氏(大阪教育大学)        「中世湊津の支配をめぐって」
コメント: 高谷知佳氏(京都大学)


日時: 2016年11月27日(日)午後1時~午後5時半
場所: 京都大学吉田キャンパス本部構内文学部新館2階第3講義室
     京都市左京区吉田本町
    (市バス「京大正門前」または「百万遍」下車)


 網野善彦氏の「中世都市論」は、様々な「都市ないし都市的な場」を、中世前期~後期の長期的なスパンで、かつ中世社会の全構造の中で把握しようとするものであった。その後、個々の「都市ないし都市的な場」や都市類型については数多の研究が蓄積されたが、それら諸都市の歴史的展開や、中世社会における位置づけについては未だ十分な見通しを得られていないように思われる。

 そこで今回は、中世都市にかかわる課題を追究してこられた高橋慎一朗氏・綿貫友子氏を招き、中世都市研究の成果と課題を再考する機会としたい。


入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。
お問い合わせは日本史研究会075-256-9211

2016年10月8日(土)近現代史部会 大会懇親会

2016年10月8日(土)近現代史部会 大会懇親会 published on

 大会1日目の終了後に、近現代史部会の懇親会を下記のとおり開催しますので、ご案内申し上げます。
 皆さまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

 日時:10月8日(土)18時~
 会場:うまいもん酒家 鼓 JR西口本店(http://r.gnavi.co.jp/k194100/
     大阪府茨木市西駅前町8-7(JR茨木駅西口から徒歩1分)
 会費:4000円程度

 

鎌倉市円覚寺結界遺構の保存を求める声明

鎌倉市円覚寺結界遺構の保存を求める声明 published on

 私たちは鎌倉市が計画している円覚寺西側結界遺構の削平工事に強く反対します。

 JR横須賀線北鎌倉駅下り線ホームに北から伸びた岩塊は、鎌倉を代表する寺院の一つ円覚寺の寺域範囲を示す西側結界遺構であります。円覚寺境内は国指定史跡であり、現在、結界遺構は、指定範囲外とはなっていますが、寺域の重要な構成要素であることは疑う余地がありません。

 この結界遺構は、国重要文化財「円覚寺境内絵図」(建武年間)にも明確に描かれている重要遺構です。さらに遡れば、この遺構は、円覚寺創建以前に鎌倉幕府第三代執権北条泰時がおこなった境界祭祀の隣接地であることから、中世鎌倉そのものの西側境界であった可能性すらあります。まさしくこれは、中世鎌倉の景観を今に伝えるきわめて重要な歴史遺産であります。

 冒頭述べたようにこの結界遺構に対して、削平計画が進められています。鎌倉市は遺構を削平する根拠として、明治期の鉄道建設で遺構は損傷しており価値が損なわれているという見解をあげています。これは結界遺構が往時の様相を良好な形で保っているという厳然たる事実に眼をそむけるもので、理解に苦しみます。また、最近になって中世史研究者による地形図の詳細な検討の結果、損傷を受けていないことが新たに提起されてもいます。こうした懸念がある以上、国指定史跡の重要な構成要素である結界遺構の破壊につながる行為は、慎重に検討されるべきと思量します。

 荒々しい岩盤の造形で表現された谷戸の中に神社仏閣がおさまり、山裾に中世墳墓窟のやぐらが開口するという風景こそ、中世以来の鎌倉の特色と言っていいでしょう。円覚寺結界遺構はそのような中世鎌倉の景観をよく伝えるものであり、これを保全し、町づくりの中に活かしていくことが、今、私たちに強く求められていると考えます。

 鎌倉市は、この計画の無謀さを認識し、賢明な判断を下すことを求めます。

                                                以上

 

 2016年9月1日

日本歴史学協会

戦国史研究会

東京歴史科学研究会

地方史研究協議会

日本史研究会

日本風俗史学会

日本考古学協会埋蔵文化財保護対策委員会

文化財保存全国協議会

歴史科学協議会

歴史学研究会

歴史教育者協議会