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2012年1月例会

日本史研究会1月例会

日時:1月8日(日)午後1時~午後5時
会場:機関紙会館(京都市上京区新町丸太町上る)5階会議室
      ※市バス:府庁前下車、地下鉄:丸太町駅下車
テーマ:「律令公民制成立史の行方」
報告:大隅清陽氏「「律令制」研究と「公民制」成立論」
市大樹氏「律令公民制の成立過程と木簡」
コメント:吉野秋二氏

七世紀半ばに起こった変革は、「公地公民制の成立」と古典的に呼称され、「律令制」の成立に対応する現象として論じられてきた。そうした理解には賛否あるものの、前代の部民制を克服する過程としての公民制成立史は、なお、七世紀史の最大の課題の一つである。
近年、律令公民制成立史の研究は、主に日唐律令の比較と出土文字資料の分析という二つの方法により進められている。本例会では、この二つの方法によって明らかにされてきた研究の到達点と現在の課題を明らかにするとともに、今後の展望を見通したい。

入場無料 一般来聴歓迎
問い合わせ先:日本史研究会 075(256)9211