「第33回平和のための京都の戦争展」ミニシンポ
―原水禁運動の歴史から何を学ぶか―
日時:2013年8月11日(日)14:00~16:00
講師:丸浜江里子氏(元中学校教諭、『原水禁署名運動の誕生』著者)
コメント:赤松千代氏(立命館大学院生、社会学)
場所:立命館大学国際平和ミュージアム
主催:日本史研究会
*入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。
東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故以後、官邸前や各地の電力会社前などにおいて、かつてない規模で脱原発運動が広がっています。この運動のなかでは、反核運動の原点ともいえる原水爆禁止運動の歴史が度々振り返られました。原水禁運動は1954年の第五福竜丸の被曝をきっかけに、東京・杉並の主婦たちが始めた署名運動が起こりとされています。同じ杉並の地は、3.11後に大規模なデモを企画した「素人の乱」が生まれるなど、現在の脱原発運動を牽引した土地の1つとなりました。杉並の原水禁運動の歴史は、これからの原発問題を考える上で、私たちに多くの示唆を与えてくれることでしょう。本企画では、『原水禁署名運動の誕生』の著者である丸浜江里子さんを講師に迎えて、皆さんとともに考えていきたいと思います。