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2013年4月25日 近現代史部会

日 時:4月25日(木) 18:30~
場 所:機関紙会館3階会議室
報告者:本井優太郎氏
論 題:戦後地域社会における基地問題の形成と展開―伊丹航空基地とその周辺地域を事例に―
参考文献:
①松田圭介「長野県下の平和運動―浅間山米軍演習地化反対運動―」(長野県現代史研究会編『戦争と民衆の現代史』現代史料出版、2005年)
②森脇孝広「軍事基地反対闘争と村の変容―内灘闘争とその前後をめぐって―」(『年報日本現代史』11、現代史料出版、2006年)
③平井和子「米軍基地売春と地域―一九五〇年代の御殿場を中心に―」(『年報日本現代史』17、現代史料出版、2012年)

アブストラクト:
本報告は、主として一九五〇年代前半の伊丹航空基地(現在の大阪空港)周辺地域における基地問題の形成・展開過程を検討するものである。この作業を通じて、戦後地域社会における基地問題のありようと特質を明らかにするとともに、近年活発になっている「基地と地域社会」をめぐる研究に新たな方法論を提示することを目指す。