テーマ 「映画と歴史研究―史実/考証/創作」
日時:6月22日(土)午後1時~午後5時30分
場所:機関誌会館5階大会議室
(京都市上京区新町通り丸太町上ル東側地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分。市バス府庁前下車すぐ)
報告: 京楽真帆子氏(滋賀県立大学/文献史学) 「歴史学と映画 ‐『大仏開眼』と『山椒大夫』」
板倉 史明氏(神戸大学/映画学研究) 「歴史映画における時代考証の政治学」
コメント:田中 聡氏(立命館大学/京都学研究)
歴史学の実証や研究成果は社会にどのように受容され、相互にどのような関係をきりむすんできたのだろうか。6月例会では近年、様々な分野から研究が進む映画に着目する。戦後歴史学との関わりが掘り起こされ、歴史学研究との交差が顕著な1950年代の古代史中世史を素材とした映画作品の読み解きや、歴史映画(historical films)の研究状況・日本映画における時代考証等に議論のはばを広げ、それぞれの研究手法による議論を介し、歴史表現をめぐる問題系を考えたい。
入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。