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2015年3月例会

「10・11世紀の在地社会を考える」

日時 2015年3月29日(日)10時30分~17時
場所

池坊短期大学 美心館5階52教室(京都市下京区四条室町)

京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」下車 26番出口より西へ徒歩2分

阪急「烏丸駅」下車 26番出口より西へ徒歩2分

報告者 佐藤  泰弘 氏(甲南大学)「摂関期の在地社会―受領・郡司・負名―」
  小原  嘉記 氏(中京大学)「荘園制論からみた摂関期の地方支配」
コメント 坂上  康俊 氏(九州大学)
  佐藤  全敏 氏(信州大学)

かつて戸田芳実が領主制の成立について論じたように、平安時代の研究では、列島社会の古代中世移行過程を解明することが中心的課題であった。その後研究は政務や儀式、国家財政などの方向に主軸を移し実証的研究を積み重ねてきたが、在地社会の研究は必ずしも活発とは言えない。そこで今回は1990年代以降に展開した研究をふまえ、あらためて在地社会を取り上げ、今後の研究の活性化を期したい。
入場無料。一般来聴歓迎。

お問い合わせ 日本史研究会 (075)256-9211