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2017年1月例会

2017年1月例会 published on

儀礼から見る近世武家社会

報 告:千葉 拓真氏(飯田市歴史研究所)    「近世武家社会における「両敬」」

      畑 尚子氏(江戸東京博物館)       「江戸城大奥第三の役割

                                ―祈祷に関わる寺院との儀礼を中心に」

日 時:2017年1月28日(土)午後1時 ~ 午後5時

場 所: 機関紙会館5階大会議室

(京都市上京区新町通り丸太町上ル東側 

地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分/市バス府庁前下車すぐ)  

政治・社会秩序の形成や更新に寄与する儀礼行為は、将軍・大名、公家・寺社、領民を包摂する形で、広範かつ複合的に行われた。研究史上、年中行事・殿中儀礼・贈答儀礼・冠婚葬祭儀礼などに関する蓄積が見られる一方、近年、将軍家や大名家といった「家」に注目し、その交際実態や、奥向の役割に注目する新たな成果も産み出されている。

本例会では多面化・深化する儀礼研究の動向を踏まえ、二報告を用意した。儀礼そのものの内実・展開はもちろん、儀礼が成立する背景にある近世国家・社会の価値観やメカニズムについても、議論が及べば幸いである。

入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。 お問い合わせは日本史研究会075-256-9211