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日本史研究747号(2024年11月)

日本史研究747号(2024年11月) published on

 

研  究

近世における女帝観

相良 海香子
昭和初期における農民・婦人解放運動と「神道」
  ―高群逸枝と農民自治会をめぐって―
蔭木 達也
書  評

山﨑善弘著『日本近世の国家・領主支配と地域社会』

小松 賢司
兒玉州平・手嶋泰伸編『日本海軍と近代社会』 中嶋 晋平
木村美幸著『日本海軍の志願兵と地域社会』 土田 宏成
時  評
〈移住〉した古文書 ―北海道内に所在する北海道外関係の近世武家文書を中心に― 三浦 泰之
新刊紹介
高木博志著『近代天皇制と伝統文化―その再構築と創造―』
部会・委員会ニュース

日本史研究746号(2024年10月)

日本史研究746号(2024年10月) published on
特集 藤原頼通政権を考える
特集にあたって 編集委員会
研究展望

古代・中世移行期のなかの藤原頼通

海上 貴彦

奏事の展開と藤原頼通政権

黒須 友里江

宮廷儀礼史における藤原頼通

末松 剛

頼通とその一門の考古学的検討—平等院・宇治を中心に—

浜中 邦弘

『栄花物語』に描かれた具平親王の霊 ―頼通の後継と具平親王の血―

福家 俊幸

藤原頼通の能動性をどれほどに見積もるか ―海上報告・黒須報告へのコメントー

坂上 康俊

コメント 交差する歴史と文学 ―頼通研究 協働への期待をこめて―

和田 律子

シリーズ 少子化と文化財
歴史・文化継承の現場と学生を繋ぐ試み 髙久 智広
時  評

水無瀬離宮(新御所)推定跡地の調査・保存を求めて

髙橋 昌明

能登半島地震といしかわ史料ネットの活動

上田 長生
新刊紹介
上山和雄・内山京子・中澤惠子編『久邇宮家関係書簡集 近代皇族と家令の世界』
例会・部会・会活動・委員会ニュース

日本史研究745号(2024年9月)

日本史研究745号(2024年9月) published on
2024年度日本史研究会大会に向けて 研究委員会
大会テーマ 日本社会の歴史的展開と文化の変容
全体会シンポジウム
テーマ 対外関係の展開と日本文化・社会の変容
皆川 雅樹/鹿毛 敏夫
共同研究報告
第1会場  三野 拓也/服部 光真
第2会場  谷戸 佑紀/松本 和明
第3会場  高田 雅士/富山 仁貴
研究ノート
延久の荘園整理と藤原頼通 勅使河原拓也
研究展望
日本政府は「軍慰安婦」被害者の苦痛と心身にわたる傷を認識しているか―政府の「強制連行」「性奴隷制」否定と被害の実態― 吉見 義明
河野談話30年 軍慰安所はいかにしてつくられたのか 永井 和
書  評
稲葉伸道著『日本中世の国制と社会―法・裁判と荘園・公領・都市―』 熊谷 隆之
池田真歩著『首都の議会―近代移行期東京の政治秩序と都市構造―』 中嶋 久人
新刊紹介

清水 亮著『軍都を生きる―霞ヶ浦の生活史 1919―1968―』

福島幸宏責任編集『ひらかれる公共資料 ―「デジタル公共文書」という問題提起―』
部会ニュース

日本史研究744号(2024年8月)

日本史研究744号(2024年8月) published on
特集 歴史の創造・伝承の形成
 ―史料の可能性を広げる―
特集にあたって 編集委員会
研究展望

「日本紀の家」の偽史生成
  ―吉田家による神階勘進を素材として―

桐田 貴史
偽書から生まれる〈歴史〉
  ―『先代旧事本紀大成経』の影響―
間枝遼太郎
明治初期における「好古家」の蒐集活動と中世史研究
  ―編纂物と書簡の分析から見えるもの―
古畑 侑亮
研  究
明治前期における水先案内制度の創設 今田 風人
書  評

牧原成征著『日本近世の秩序形成
        ―村落・都市・身分―』

谷 徹也
高野信治著『藩領社会と武士意識』 谷口 眞子
李 英美著『出入国管理の社会史
       ―戦後日本の「境界」管理―』
鄭 栄桓
新刊紹介
有富純也・佐藤雄基編『摂関・院政期研究を読みなおす』
北 康宏著『中田 薫』
宮間純一編『公文書管理法時代の自治体と文書管理』
例会・部会・委員会ニュース

 

日本史研究743号(2024年7月)

日本史研究743号(2024年7月) published on
特集 戦間期~戦時期における学術研究の基盤形成
特集にあたって 編集委員会
研究展望

戦前・戦時期における帝国大学の附置研究所構想 ―北海道帝国大学・東北帝国大学を中心に─

加藤 諭

研究助成の制度化と戦後への連続 ―科学研究費交付金の人文科学への拡大を中心に―

水沢 光

研  究
鎌倉幕府滅亡時における没官 ―「元弘没収地」の位相― 永山 愛
研究展望

「知の基盤」としての帝国図書館 ―日本史研究と図書館史研究の対話に向けて―

長尾 宗典
書  評
下坂 守著 『祇園祭千百五十年記念中近世祇園社の研究』 西山 剛
荒木仁朗著 『江戸の借金―借りてから返すまで―』 中村 塑
金子龍司著『昭和戦時期の娯楽と検閲』 中澤 俊輔
声明・要望書
内閣府特命担当大臣決定「日本学術会議の法人化に向けて」(2023年12月22日)の撤回を求め、日本学術会議の法人化に強く反対する声明
水無瀬離宮(水無瀬殿)関連地域の発掘調査に関する要望書
新刊紹介
高木博志編 『近代京都と文化―「伝統」の再構築―』
土田宏成・吉田律人・西村健編著 『関東大水害―忘れられた1910年の大災害―』
例会・部会・委員会ニュース

日本史研究742号(2024年6月)

日本史研究742号(2024年6月) published on
研  究  

占領期社会党の民主戦線運動

         -森戸辰男の「救国民主連盟」構想に注目して-

渡部 亮
研究展望  
近世の寺社参詣研究の展望 佐藤 顕
シリーズ 少子化と文化財  
「お城」ブームと子どもたち

         ―歴史イベントと文化財の保存活用―

中西 裕樹
書  評  

島薗 進・安丸良夫・磯前順一著 『民衆宗教論

                                                               -宗教的主体化とは何か-』

石原 和

平井和子著『占領下の女性たち

                          ―日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」―』

松永 健聖

松下佳弘著『朝鮮人学校の子どもたち

                         ―戦後在日朝鮮人教育行政の展開―』

呉 永鎬
新刊紹介  
原 暉之・伊藤之雄編著『維新の政治変革と思想 1862~1895』
吉田 裕編『戦争と軍隊の政治社会史』
会活動・部会・委員会ニュース  

 

日本史研究741号(2024年5月)

日本史研究741号(2024年5月) published on
特集 1950年代の日本
特集にあたって 編集委員会
研究展望

緑風会は「参議院の良識」の象徴か?
  ―「大臣・政務次官を出さないという申合せ」をめぐって―

小宮 京
1950年代の公立学校における在日朝鮮人教育 松下 佳弘

バラック街の1950年代
  ―生成と消滅、混交する過程―

本岡 拓哉
家事使用人雇用からみる近代家族
  ―1950年代・獅子文六の家庭を対象として―
坂井 博美
書  評
足立芳宏編『農業開発の現代史
       ―冷戦下のテクノロジー・辺境地・ジェンダー―』
永江 雅和
時  評
日本のアーカイブズ制度の現状 高埜 利彦
第25期日本学術会議の活動を終えて 若尾 政希
追  悼
岩井忠熊先生を偲ぶ 見城 悌治
新刊紹介
本庄総子著『疫病の古代史
       ―天災、人災、そして―』
中野 等著『柳川の歴史6 近世柳川の武家文化』
桃木至朗著『市民のための歴史学
       ―テーマ・考え方・歴史像―』
部会・会活動・委員会ニュース

日本史研究740号(2024年4月)

日本史研究740号(2024年4月) published on
研  究  

1930 年代における商店員保護問題の展開

         ―商店法の成立過程と実施状況をめぐって ―

笠松 敬太
2023年度日本史研究会大会報告批判  

共同研究報告──古代史部会(上川通夫)/中世史部会(芳澤 元)

        近世史部会(畑 尚子)/近現代史部会(中元崇智)

書  評  
熱田 順著『中世後期の村落自治形成と権力』 川端  泰幸
藤井讓治著『近世初期政治史研究』 光成 準治
塚本 明著『江戸時代の熊野街道と旅人たち』 青柳 周一
新刊紹介  
原 暉之・兎内勇津流・竹野 学・池田裕子編著『日本帝国の膨張と縮小―シベリア出兵とサハリン・樺太 ―』
部会・会活動・委員会ニュース  

 

日本史研究739号(2024年3月)

日本史研究739号(2024年3月) published on
2023年度日本史研究会大会特集号
大会テーマ 日本史における社会の変化と政治の展開
個別報告  
六世紀中盤の朝鮮半島情勢と東部ユーラシア 廣瀬 憲雄
中世前期王家の変容と再編 曽我部 愛
戦国期における武家拠点の展開 新谷 和之
日本近世の気候変動と食糧危機・試論 武井 弘一
昭和天皇の退位問題再論―田島道治関係文書を手がかりに― 冨永 望
部会・委員会ニュース  

 

日本史研究738号(2024年2月)

日本史研究738号(2024年2月) published on
2023年度日本史研究会大会特集号
大会テーマ 日本史における社会の変化と政治の展開
共同研究報告  
古代史部会  
平安京と寺院建立―京外建立の背景をめぐって― 大艸 啓
中世史部会  
室町時代の武家文化と都鄙関係 川口 成人
近世史部会  
近世中期における大名家の婚姻と幕府 清水 翔太郎
近世中期における朝廷政治構造の危機と変革 林 大樹
近現代史部会  
「議会政治」の形成と両院関係問題
  ―初期議会期を中心に―
吉田 武弘
日清戦後の政党と都市・農村
   ―「党勢拡張」の季節再考―
池田 真歩
コメント 二院制と二党制
      ―「近代日本における議会政治の形成」両報告へのコメント―
清水 唯一朗
総会ニュース  
部会紹介  
部会・委員会ニュース