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第59回中世史サマーセミナー鎌倉のご案内

第59回中世史サマーセミナー鎌倉のご案内 published on

 中世史サマーセミナーは、日本中世史を学ぶ研究者が大学・学会・研究会などの垣根を越えて集まり、研究成果の発表や史跡・史料の見学を通して、参加者同士の交流と研究を深めていく場として、毎年夏に開催されています。
 本年は鎌倉で開催いたします。今回、研究報告はありませんが、中世文書の熟覧や寺院の非公開エリア特別拝観などを多数予定しておりますのでご堪能ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。Continue reading 第59回中世史サマーセミナー鎌倉のご案内

橋本陣屋跡の保存に関する要望書

橋本陣屋跡の保存に関する要望書 published on

2025年6月13日

文化庁長官 都倉俊一 殿
京都府知事 西脇隆俊 殿
京都府教育委員会教育長 前川明範 殿
八幡市長 川田翔子 殿
八幡市教育委員会教育長 川中尚 殿

日本史研究会

橋本陣屋跡の保存に関する要望書

 橋本陣屋(現京都府八幡市橋本焼野)は、日本近世・近代の移行期に行われた京都警衛の様相や、幕府と藩、幕府と朝廷との関係性を豊かに示してくれる存在である。幕末には外国船の来航によって対外的危機意識が強くなり、朝廷の所在する京都を警衛する必要性が高まった。その一環として八幡・山崎の警衛を松江藩が担うこととなり、大勢の松江藩士が駐屯するための陣屋として万延元年(1860)頃に完成したのが橋本陣屋である。警衛担当が松江藩から交替した後や、慶応元年(1865)に楠葉台場(現大阪府枚方市)が竣工して八幡等と併せた警衛体制となって以降も、その警衛を担う藩の陣屋とされた。最終的には、慶応4年(1868)の鳥羽伏見の戦いで幕府側の軍事拠点となり、戦火により焼失した。以上のように橋本陣屋は、幕末維新期の政治情勢に深く関わった施設であり、その遺構は日本の歴史を語る史跡として高い重要性をもつ。国史跡である楠葉台場跡との一体性に鑑みても、史跡としての価値は明白である。さらに、去る5月24日に行われた発掘調査結果の現地説明会には地域住民を含む多数の参加者が見られ、社会的な関心も高い。Continue reading 橋本陣屋跡の保存に関する要望書

◆近代天皇制思想史研究会2025年度公開研究会(第1回)

◆近代天皇制思想史研究会2025年度公開研究会(第1回) published on

書評会 住友陽文著『国体とデモクラシー:密造される共和主義』(有志舎2024)のご案内

書  評: 源川 真希氏(日本近現代史/東京都立大学
      小林 啓治氏(日本近現代史/京都府立大学)
リプライ: 住友 陽文氏 (日本近現代史/大阪公立大学)
日  時: 2025年7月13日(日)14:00~17:00
会  場: Zoomによるオンライン開催Continue reading ◆近代天皇制思想史研究会2025年度公開研究会(第1回)

第42回歴史地震研究会(豊岡大会)のお知らせ

第42回歴史地震研究会(豊岡大会)のお知らせ published on

歴史地震研究会では,2025年9月27日(土)から29日(月)の3日間にわたり,
兵庫県豊岡市において第42回歴史地震研究会(豊岡大会)を開催いたします.
皆様のご参加をお待ち申し上げております.
開催概要やプログラムに関する詳細は,歴史地震研究会のホームページにて随時更新いたします.
https://www.histeq.jp/kenkyukai.html

名古屋歴史科学研究会2025年度大会「地域資料が拓く歴史学の新地平」

名古屋歴史科学研究会2025年度大会「地域資料が拓く歴史学の新地平」 published on
〔報 告〕石川寛 氏(名古屋大学)「高木家文書の保存・整理と流域資料の共有化」
     板垣貴志 氏(島根大学)「地域に残る近現代資料の保存と活用
                                                                           ―人口減少社会の歴史実践―」
       〈コメント〉石田 泰弘 氏(元愛西市学芸員)/佐藤 美弥 氏(名古屋市立大学)
〔日時〕2025年6月29日(日)13時~17時30分
〔会場〕名古屋大学大学院人文学研究科 第237教室 ※地下鉄「名古屋大学」駅1番出口から西へ徒歩2分
◇報告・コメント・討論等は会場で行われますが、オンライン(Zoom)でもその模様を視聴し、討論に参加できます。ご希望の方は、下記のURLから実名で登録してください。
◇会員でなくても参加できます(参加費等は必要ありません)。
◇ポスターはこちら
◇問合先:rekikaken@hotmail.com

日本学術会議法案に関する緊急声明

日本学術会議法案に関する緊急声明 published on
 日本史研究会は、4月21日に日本歴史学協会が発出した「日本学術会議第194回総会決定を支持し、「日本学術会議法案」の廃案を求める声明」に賛同し、国会において、広く研究者や市民の声に耳を傾け、同法案を廃案とするよう求めます。
2025年5月7日      日本史研究会
日本学術会議第194回総会決定を支持し、「日本学術会議法案」の廃案を求める声明
 今国会に提出されている「日本学術会議法案」に関し、日本学術会議(以下、学術会議)は4月15日開催の総会において、法案はナショナル・アカデミーの5要件を満たしていない等と指摘して国会に対し同法案の修正を求める「決議」、およびやはり国会に修正の可能性を含む十分に慎重な審議を求めると共に、法案の手続き・内容両面における問題点を明らかにした「声明」を採択した。
 わたしたちは学術会議総会によるこの意思表明を支持する。
 今後の日本社会における学術と国家権力との関係、学問の自由のゆくえを決する歴史的岐路にあたり、学術会議がこのような意思表明を行なったことに敬意を表すると共に、学術会議の独立性・自律性を侵害してその性格を決定的に変質させ、事実上解体しようとする「日本学術会議法案」の廃案を求めるものである。
2025年4月21日     日本歴史学協会
考古学研究会
名古屋歴史科学研究会
奈良歴史研究会
歴史科学協議会
歴史学研究会
(賛同団体、2025年5月3日現在)

2026年度会費(2025年9月~2026年8月分)納入のお願い

2026年度会費(2025年9月~2026年8月分)納入のお願い published on

平素より日本史研究会の活動に御賛同・御協力を賜り、誠にありがとうございます。

日本史研究会では、2025年9月から新年度(2026年度)が始まります。
つきましては、2025年9月~2026年8月(757~768号)分会費のお振込みをお願いいたします。
日本史研究会は前納制・自動継続です。
756号で退会(定期購読の中止)を御希望の方は、2025年8月29日(金)までにその旨をお知らせください。Continue reading 2026年度会費(2025年9月~2026年8月分)納入のお願い

第13回「歴史から現在(いま)を考える集い」

第13回「歴史から現在(いま)を考える集い」 published on

第13回「歴史から現在(いま)を考える集い」
日常生活から経済をみつめなおす

 「歴史から現在(いま)を考える集い」は、日本史研究会が開催している学生・一般向け講演会です。現代社会が抱える諸問題を歴史研究の立場から問うことを目的とした集会で、参加者の皆さんと一緒に学ぶ企画です。ふるってご参加ください。

〔集会概要〕
日時 2025年5月10日(土)13:30〜16:30
             (開場13:00〜)
場所 京都府立京都学・歴彩館 1階小ホール(会議室)

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歴史学入門講座(名古屋)のご案内

歴史学入門講座(名古屋)のご案内 published on

〔講師〕青山幹哉氏(元南山大学教授)
〔題目〕歴史学は社会の役に立つのか―日本史担当大学教員の悩み―
〔日時〕2025年5月10日(土)15時~17時
〔会場〕名古屋大学大学院人文学研究科 第237教室 ※地下鉄「名古屋大学」駅1番出口から西へ徒歩2分
◇講義は会場で行われますが、オンライン(Zoom)でもその模様を視聴し、質疑応答に参加できます。ご希望の方は、下記のURLから実名で登録してください。
 https://us02web.zoom.us/meeting/register/WYkiJyaDTgeE-UK78sFg8w
◇会員でなくても参加できます(参加費等は必要ありません)。
◇連絡先:rekikaken@hotmail.com
◇ウェブサイト:https://nagoyanihonshi.wixsite.com/website/blank-3

2025年度日本史研究会総会・大会

2025年度日本史研究会総会・大会 published on

2025年度日本史研究会総会・大会

期日:10月4日(土)・10月5日(日)
会場:京都大学 吉田キャンパス本部構内(京都市左京区吉田本町)

なお例年と異なり、日程が10月第一土日、対面形式のみでの開催となっておりますので、御注意ください。
詳細は決定次第お知らせいたします。

10月4日(土)
午前 総会
午後 創立80周年記念学術集会
    「地を治める・人を治める」
第一会場  シンポジウム「荘園制成立史再考」
基調報告 佐藤泰弘氏 高橋一樹氏
コメント 佐藤雄基氏 似鳥雄一氏
司  会 佐伯智広氏
第二会場  講演会「近世・近現代地域史の再構成」
講  演 村田路人氏 大門正克氏
司  会 飯塚一幸氏
10月5日(日)
共同研究報告
古代史部会 増成一倫氏
中世史部会 松井直人氏
近世史部会 松本智也氏
酒井雅代氏
近現代史部会 久野 洋氏
手塚雄太氏
創立80周年記念祝賀会