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日本史研究会11月例会

日本史研究会11月例会 published on

「戦間期~戦時期における学術研究の基盤形成」

日時:2023年11月25日(土) 13時~17時30分
場所:京都大学吉田キャンパス・総合研究2号館第8講義室
  (京都市左京区吉田本町 市バス「百万遍」下車すぐ)
 ※対面・オンライン(Zoom)併用のハイブリッド開催
報告:加藤 諭氏(東北大学)
   「戦前・戦時期における帝国大学の附置研究所構想-北海道帝国大学・東北帝国大学を中心に-」
   水沢 光氏(国立公文書館)
   「研究助成の制度化と戦後への連続」
コメント:鈴木 淳氏(東京大学)

 戦間期~戦時期は、日本において、経済発展や戦争遂行といった国家目的のために科学研究の基盤整備が進められた時期として注目されてきた。近年は、当該期に創設された研究助成制度の特徴や、大学・学界側の動向、軍事研究の実態とその遺産など、多様な観点から科学技術政策について実証研究が進められている。また、自然科学のみならず、文科系の研究助成制度や研究所の新設状況も検討されつつある。
 そこで本例会では、当該期における研究基盤構築の過程や構想、そしてその意義について、科学史研究と日本史研究とを架橋して議論する場を設けた。本例会を通じて、近現代日本における学術研究の制度史的展開について、認識を深めたい。

※本例会は対面・オンライン併用形式で開催します。オンライン方式での参加には事前申込みが必要です。対面参加の場合は事前申込み不要です。いずれも参加費無料。
※オンライン参加をご希望の方は、11月23日(木)までに、参加申込みフォーム(https://forms.gle/DDAWb6E7Pg3qGLcr9)からお申込みください。

問合せ先:kingendai.nihonshiken@gmail.com