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第62回部落問題研究者全国集会第2日歴史分科会のご案内

第62回部落問題研究者全国集会第2日歴史分科会のご案内 published on

日時 10月27日(日)午前10時~午後4時
会場 立命館大学朱雀キャンパス
   JR嵯峨野線「二条」・京都市営地下鉄東西線「二条」下車、徒歩2分
   阪急京都線「大宮」下車、徒歩10分

歴史Ⅰ分科会〈近世身分研究の新展開2〉
報告1 近世大坂における大工組と御用役[仮題]
    ……田坪賢人氏( 京都府立京都学・歴彩館京都学推進研究員)
報告2 萩城下における刑吏と賤民[仮題]
    ……森下徹(山口大学)
※午前中は、大坂の大工を素材に、近世の職人身分と役との関係を、田坪氏が新たな視点から深めて報告します。
午後は、部落問題研究所歴史研究会で開始した共同研究「近世の刑罰と身分」研究の一環で、森下氏が萩藩を対象に刑罰と身分の実態に迫る報告をします。
この二報告を承けて、近世の都市・地域における諸身分のあり方を、御用・役・刑罰という切口から議論していただきます。

歴史Ⅱ分科会〈八鹿高校事件五〇年に考える〉
報告  八鹿高校事件の全体像の追究と地域史の課題
    ……大森実氏(大阪歴史科学協議会会員)
※八鹿高校事件については、「部落問題」をめぐる路線対立を焦点にした、警察や行政などが広めた捉え方が流布していますが、その要因の一つは、「歴史研究の不在」のため事実関係が明確にされていないことにあります。
「地域民主主義」の視角から八鹿高校事件の歴史的研究を進めてき大森氏は、この歪みの根本的是正をめざして、八鹿高校の教師集団・生徒集団と「地域民主主義」との連関を多面的に究明する試みを提示します。

第1日・全体会と第2日の他の分科会については、下記の部落問題研究所ウェブサイトhttps://burakken.jp/ をご覧ください。