◆第1回卒論報告会
日時:2024年8月17日(土) 13時00分~
会場:大阪市福島区民センター301会議室(大阪市福島区吉野3丁目17−23)
*完全対面形式で実施します。オンライン配信はございません。
*大阪歴史学会近代史部会、大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会との合同部会として開催します。
またそのため会場が通常と異なります点、ご注意ください。
報告①
鈴木渉氏(京都大学大学院)
「教祖と「偉人」―明治末~大正期大阪の民衆宗教を中心に―」
【参考文献】
小沢浩『生き神の思想史―日本の近代化と民衆宗教―』(岩波書店、1988年)
大谷渡『天理教の史的研究』(東方出版、1996年)
児山陽子「金光教に関する芝居・幻燈・映画の上演についてー大正期から昭和初期の『金光教徒』を中心にー」(『金光教学』第58号、2018年)
報告②
水谷春都氏(立命館大学大学院)
「大正期から昭和戦前期における旧藩主・旧藩士関係」(仮)
【参考文献】
内山一幸『明治期の旧藩主家と社会―華士族と地方の近代化』(吉川弘文館、2015年)
森岡清美『華族社会の「家」戦略』(吉川弘文館、2002年)
野島義敬「大正・昭和期における有馬頼寧と「旧藩地」人脈の形成」(『九州史学』159、2011年)
報告③
大久保雄基氏(神戸大学大学院)
「戦時期朝鮮における植民地支配と『大東亜共栄圏』構想」
【参考文献】
宮田節子『朝鮮民衆と「皇民化」政策』(未来社、1985年)
河西晃祐『大東亜共栄圏 帝国日本の南方体験』(講談社、2016年)
庵逧由香「朝鮮における総動員体制の構造」(和田春樹他6名編『岩波講座 東アジア近現代通史 第6巻 アジア太平洋戦争と「大東亜共栄圏」1935-1945年』岩波書店、2011年所収)
報告④
中森柚子氏(広島大学大学院)
「占領期における「戦災孤児」「浮浪児」「原爆孤児」へのまなざし―雑誌『社会事業』と広島戦災児育成所の分析から―」
【参考文献】
浅井春夫ほか編『戦争孤児たちの戦後史1総論編』(吉川弘文館、2021年)
土屋敦「焦土のなかの戦災孤児、浮浪児問題―「親を亡くした子ども」をめぐる「社会表象」の変遷をめぐって」(相澤真一ほか編『子どもと貧困の戦後史』青弓社、2016年)
金田茉莉『かくされてきた戦争孤児』(講談社、2020年)
※事前の参加申し込みなどは不要です。