Skip to content

2010年5月例会

大会総括シンポジウム」

昨年度の大会において本会は、全体会シンポジウム「日本における主権的権力の形成」を、萱野稔人、小関素明の両氏の 報告を軸に行った。両報告は、国家に焦点を当て、その暴力的なあり方、主権的権力のメカニズムの解明に取り組もうとしたものであり、そのとらえ方をめぐっ ては、会場から様々な意見が寄せられた。 本例会は、国家についての両氏の大会における問題提起を、論文化された報告(二月号掲載)と、それに対する批判(四月号掲載)から読み取 り、国家の歴史的な位置について日本史の領域から考えることで、大会総括を行おうとするものである。 当日は、議論を深めるため、大会当日の議論を研究委員会で整理し、萱野、小関両氏と、会誌において批判を引き受けていただいた村井良 介、小路田泰直の両氏を招き、徹底した討論を行いたい。本誌の当該論文および批判をお読みの上、忌憚なき意見をいただければ幸いである。

 

日時 5月29日(土)午後1時~午後5時
場所
  • 大会館2階211号室(京都市左京区吉田河原町15-9)
    • 京都駅より市バスD2のりば(206)「京大正門前」下車 徒歩7分
    • 三条京阪より京都バス17番のりば出町柳経由系統「荒神橋」下車 徒歩2分
    • 京阪線「神宮丸太町駅」下車 徒歩7分

入場無料。一般来聴歓迎。

お問い合わせは、日本史研究会 〇七五(二五六)九二一一