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第60回近世史サマーセミナー オンライン開催のご案内

第60回近世史サマーセミナー オンライン開催のご案内 published on

日時・方式
2021年8月7日(土) オンライン形式(Zoomを使用)

タイムスケジュール
16:00~16:15 開催挨拶
16:15~18:00 分科会Ⅰ
18:00~19:00 休憩
19:00~20:45 分科会Ⅱ
21:00~    懇親会

分科会Ⅰ
〈①鷹場・環境〉     飯場大輔氏 (京都大学大学院生)
「近世鷹場における鶴の飼付」
〈②交通・幕制〉     中谷真悠香氏(関西大学大学院生/西宮市立郷土資料館学芸員)  
「江戸幕府道中奉行の職掌に関する一考察-近世後期の問答集の検討から-」
〈③医療・身分〉     中村友紀氏 (九州大学大学院生) 
「近世後期の中津藩中津町における医師と「医師仲ヶ間」の活動」
〈④支配・海事〉     糸川風太氏 (大阪大学大学院生)
「近世前期幕府海上御用の特質-小堀政一と讃岐国塩飽年寄衆を対象として-」
〈⑤大名・藩〉      安岡達仁氏 (京都大学大学院生)
「国元の隠居大名と江戸の政治社会-山内忠義の場合を中心に-」
〈⑥宗教・地域〉     栗原正東氏 (関西学院大学大学院生)
「近世中後期における入峯行為と地域的対応-葛城修験在地別当の動向を中心に-」

分科会Ⅱ
〈①思想・地域〉     石井七海氏 (一橋大学大学院生)
「近世後期の東上総地域における儒学受容の一例-稲葉黙斎・鈴木養斎の比較から-」
〈②天皇・朝廷〉     細谷篤志氏 (学習院大学大学院生) 
「実務レベルからの近世朝廷研究の可能性-口向役人を素材に-」
〈③浦支配・ジェンダー〉 川邊あさひ氏(九州大学大学院生/広島県立歴史民俗資料館学芸員)
「近世瀬戸内の遊所と遊女」   
〈④民衆運動・書物〉   鈴木凜氏  (連合大学院(千葉大学)大学院生)
「近世後期における義民像の展開-「佐倉惣五郎」を中心に-」
〈⑤幕末・軍制〉     政次加奈子氏((一財)今治文化振興会 今治城学芸員)
「戊辰戦争期における農兵の軍事動員-岡山藩農兵隊を事例に-」
〈⑥宗教・神社〉     大城友莉奈氏(南丹市立文化博物館学芸員)
「出雲大社の寛文度造替における仏教要素の排除について」

申し込み方法
下記のGoogleフォームより、7月31日(土)までにお申し込みください。〆切後の申し込みには対応致しかねます。
https://forms.gle/wh34cLAEZiugHpKe6

諸注意
*今年度はオンライン開催のため、全体会は開催せず、分科会を二部構成で開催します。分科会Ⅰ・Ⅱのそれぞれで、参加希望の報告をご選択いただきます。部分参加も可能です。人数配分の都合上、分科会のご希望に沿いかねる場合もございますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
*申し込み〆切後の8月1日(日)以降に、ご入力いただいたメールアドレスに順次要項をご連絡致します。
*ご不明な点などがございましたら、下記アドレスまでお問い合わせください。

第60回近世史サマーセミナー実行委員会
samasemi60@gmail.com

「歴教協第72回全国大会(オンライン)」のお知らせ

「歴教協第72回全国大会(オンライン)」のお知らせ published on

1.テーマ 「コロナ社会」から希望を紡ぐ社会科教育
2.全体会 7月31日(土) 12時30分~15時
  基調提案  山田 朗(歴史教育者協議会委員長)
  記念講演  民主主義とは何か?菅政権とメディア、縁故主義?  望月 衣塑子(ジャーナリスト)
3.分科会 8月1日(日)10:00~12:00 13:00~17:00
   21の分科会に全国から多数のレポート
4.地域に学ぶ集い  7月31日(土) 15:30~17:30
 1.教科書問題  高校新学習指導要領 新科目の批判的検討~「歴史総合」を中心に~
 2.日韓交流   コロナ禍の韓国教育事情
 3.日中交流   コロナ禍を通じて、日中の高校生は何を学び、何を考えたか?
          ~初めての高校生による遠隔地交流~
 4.震災10年の宮城   3.11大震災から10年、風化が進む最大の被災地石巻の現状と課題
 5.震災10年の福島   原発事故から10年、福島からの報告
 6.歴教協ユース世代企画 私たちが次の世代へ伝えられること~コロナ禍の現代社会から未来へ~
◆大会参加費  会員・教員  3,000円  学生・市民  1,500円
◆大会申込みについて  申込み受付期間  5月6日(木)~7月23日(金)
 事前申し込みのみで、 参加申し込みもオンライン申込のみです。歴教協のホームページから大会参加申込みサイトを開いて、必要事項を入力して送信してください。

第72回大会チラシ

大社基地遺跡群の学術調査、文化財指定と保存に関する要望についての賛同署名

大社基地遺跡群の学術調査、文化財指定と保存に関する要望についての賛同署名 published on

 私たち(島根史学会・島根考古学会・戦後史会議松江の3団体)は、アジア・太平洋戦争末期に海軍航空基地として建設された、大社基地及びその関連施設(大社基地遺跡群)の学術調査・文化財指定と保存・整備・活用を島根県と出雲市に要望しています。 

 「大社基地遺跡群」は、アジア・太平洋戦争最末期の1945年3月から6月にかけて地元住民・国民学校生徒までも動員し、「本土決戦」に備えて斐伊川支流の新川廃川跡に急造された海軍航空基地で、長く陸上自衛隊出西訓練場として利用されてきました。その間、中国財務局は「主滑走路」跡を「切り売り」してきたのですが、昨年12月、原状をとどめる部分を公売に付し、地元企業が住宅団地として開発する計画で落札して今に至っています。現時点では、出雲市・島根県とも保存に向けて明確な対応をとることを表明していませんので、事態は重大な局面が続いています。

 「大社基地遺跡群」については、これまでも島根県内の研究者によって調査・研究が行われ、小学校から大学に至る各学校で平和学習・歴史教育の実地教材、フィールドワーク対象地として活用されてきました。最近でも、戦後史会議・松江が調査・編纂・刊行した『島根の戦争遺跡』(2021年2月刊行)で、松江市・出雲市・雲南市内の507に及ぶ戦争遺跡の中で、最大規模のものと確認されています。

 この間、戦争遺跡保存全国ネットワーク共同代表の出原恵三氏が現地調査を実施した上で、十菱駿武氏とともに評価書を作成され(島根県・出雲市に提出済み)、一般社団法人日本考古学協会も埋蔵文化財保護対策委員会委員長名の「要望書」を文化庁長官、島根県知事・教育長、出雲市長・教育長に提出されました。これらの評価書・要望書の基礎になった「大社基地遺跡群」の特徴と意義は次のとおりです。

 

①遺跡の規模が大きいこと。

コンクリート舗装された主滑走路を中心に東西・南北各6km余(出雲市~松江市玉湯町)にわたる範囲に遺存しています。

②アジア・太平洋戦争最末期に建設された海軍航空基地の全体構成・構造を今に遺しています。

1)多様な航空基地施設の遺構※で構成されています。

※主滑走路、掩体、地下壕、兵舎、誘導路、対空機銃陣地、設営部隊本部建物=旧出西国民学校校舎など

2)基地の建設時期である1945年3月~6月は、「本土決戦」が呼号され、また、沖縄戦と重なる状況であり、「大社基地遺跡群」はこの時期の戦争遺跡として特段の重要性をもつものです。

③建設時の原状をよく遺して保存されています。

「主滑走路」(現在も幅60メートル×長さ600メートルがそのまま遺っています)の型枠作り工法によるコンクリート舗装など建設当時の状況を伝えています。

④広範な県民を動員して建設されたものです。

周辺住民・鰐淵鉱山鉱夫・国民学校学童も、基地建設に動員されました。

⑤ ④の関係住民に加え、基地勤務者が存命で、聴取調査が可能です。

⑥島根県内(とくに出雲市・松江市)で平和教育に広く活用されています。

従来も小学校の平和学習で利用されてきましたが、「コロナ禍」で広島修学旅行が中止されたことにともない、平和学習の場として「大社基地」が見学学習で利用されています。

 

2021年5月

島根史学会

島根考古学会

戦後史会議松江


2021年3月17日

島根県知事 丸山達也様

島根県教育委員会教育長 新田英夫様

 

島根史学会会長 竹永三男

島根考古学会会長 松本岩雄

戦後史会議・松江世話人代表 若槻真治

 

  大社基地遺跡群の学術調査、文化財指定と保存に関する要望について

 

 私たちは、アジア・太平洋戦争末期に海軍航空基地として建設された、島根県出雲市斐川町出西・直江・荘原地区を中心とした広い地域に存在する大社基地及びそれに附属する遺跡群(以下、大社基地遺跡群と呼ぶ)の学術調査と保存、ならびに文化財指定を要望します。

 大社基地遺跡群は、アジア・太平洋戦争当時の海軍航空基地として、その遺構を良好に残す島根県最大規模の、また全国的にも稀有の戦争遺跡です。

 アジア・太平洋戦争の末期には、戦況の悪化とともに、首都圏、大都市圏、九州南岸などに点在していた陸海軍の航空基地は次々と空襲を受けました。そこで、本土決戦に備えて航空機を温存しようとした軍部は、空襲による被害が比較的少ないと考えられた日本海側に航空基地を移転しようとしました。そして、1945年(昭和20)3月から6月にかけて、120m×1700mの主滑走路(そのうちコンクリート舗装部分60m×1500m)と、30m×600mの応急離陸路等を持つ海軍航空基地が、国民学校生までをも動員して急遽建設されることになりました。こうして建設された大社基地は、当時、西日本最大の爆撃・雷撃の拠点でした。

 大社基地遺跡群には、現在でも主滑走路のおよそ半分が当時のままの状態で残されているほか、その周辺には、東西およそ6キロメートル、南北およそ6キロメートルの範囲で、配備された爆撃機「銀河」の掩体、爆弾や魚雷を格納した地下壕、兵舎跡、対空機銃陣地跡、基地設営隊本部が置かれた旧出西国民学校校舎などが残されています。国立公文書館アジア歴史資料センターでは、大社基地等の造営を担った舞鶴海軍鎮守府所属第338設営隊の戦時日誌など、関連する多くの文献資料が確認できるという点でも、貴重な遺跡です。

 以上のように、大社基地遺跡群は、海軍航空基地としての規模が大きいこと、主滑走路と附属施設が建設当時の原状をよく残していること、関連する文献資料が豊富なことなどから、戦争遺跡として全国的にも稀な、貴重な文化財であると考えます。このことは県内でも夙に注目されており、島根県教育庁文化財課編『島根県の近代化遺産島根県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』(平成14年3月、島根県教育委員会)にも「陸上自衛隊出西訓練場(海軍大社基地関連施設群)」として掲載されています。

 このことに加え、大社基地遺跡群は、貴重な平和学習の場として、これまでも、また現在も学校教育・社会教育で活用されています。特に主滑走路は、子供たちが戦争の実態や当時の雰囲気を実感する上で格好の教材として活用されています。

 このように大社基地遺跡群は、戦争遺跡として島根県を代表する貴重な文化財であるにもかかわらず、これまで開発に伴う発掘調査が行われた以外には公的な学術調査は行われておらず、調査・研究は、もっぱら民間研究者による個別的な努力に委ねられてきました。そのため各種の遺構の正確な分布調査は十分にはなされておらず、学術的研究もなお不十分な状態にあります。

 現在、大社基地遺跡群の中の主滑走路の大部分は民間に売却されることになり、落札者が確定したと報じられています。このことも、学術的調査と研究が不十分であったこと、その必要性を文化財保護行政当局に働きかけなかったことによるものとして、私たち研究団体としても、深く反省すべきことと考えております。

 以上のことから、私たちは、大社基地遺跡群について、以下のことを要望します。

 

要望事項

1.大社基地遺跡群の総合的な学術調査を行うこと。

2.大社基地遺跡群を県指定史跡に指定して保存すること。

3.貴重な戦争遺跡として保存管理計画を策定し、今後の整備と活用について検討すること。

以上

 

〔学会賛同署名〕

上記の「大社基地遺跡群の学術調査、文化財指定と保存に関する要望について」の趣旨を確認し、賛同します。

2021年5月15日   日本史研究会

 


2021年4月9日

出雲市長 長岡秀人様

出雲市教育委員会教育長 杉谷学様

 

島根史学会会長 竹永三男

島根考古学会会 長松本岩雄

戦後史会議・松江世話人代表 若槻真治

 

  大社基地遺跡群の学術調査、文化財指定と保存に関する要望について

 

 私たちは、アジア・太平洋戦争末期に海軍航空基地として建設された、島根県出雲市斐川町出西・直江・荘原地区を中心とした広い地域に存在する大社基地及びそれに附属する遺跡群(以下、大社基地遺跡群と呼ぶ)の学術調査と保存、ならびに文化財指定を要望します。

 大社基地遺跡群は、アジア・太平洋戦争当時の海軍航空基地として、その遺構を良好に残す島根県最大規模の、また全国的にも稀有の戦争遺跡です。

 アジア・太平洋戦争の末期には、戦況の悪化とともに、首都圏、大都市圏、九州南岸などに点在していた陸海軍の航空基地は次々と空襲を受けました。そこで、本土決戦に備えて航空機を温存しようとした軍部は、空襲による被害が比較的少ないと考えられた日本海側に航空基地を移転しようとしました。そして、1945年(昭和20)3月から6月にかけて、120m×1700mの主滑走路(そのうちコンクリート舗装部分60m×1500m)と、30m×600mの応急離陸路等を持つ海軍航空基地が、国民学校生までをも動員して急遽建設されることになりました。こうして建設された大社基地は、当時、西日本最大の爆撃・雷撃の拠点でした。

 大社基地遺跡群には、現在でも主滑走路のおよそ半分が当時のままの状態で残されているほか、その周辺には、東西およそ6キロメートル、南北およそ6キロメートルの範囲で、配備された爆撃機「銀河」の掩体、爆弾や魚雷を格納した地下壕、兵舎跡、対空機銃陣地跡、基地設営隊本部が置かれた旧出西国民学校校舎などが残されています。国立公文書館アジア歴史資料センターでは、大社基地等の造営を担った舞鶴海軍鎮守府所属第338設営隊の戦時日誌など、関連する多くの文献資料が確認できるという点でも、貴重な遺跡です。

 以上のように、大社基地遺跡群は、海軍航空基地としての規模が大きいこと、主滑走路と附属施設が建設当時の原状をよく残していること、関連する文献資料が豊富なことなどから、戦争遺跡として全国的にも稀な、貴重な文化財であると考えます。このことは県内でも夙に注目されており、島根県教育庁文化財課編『島根県の近代化遺産島根県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』(平成14年3月、島根県教育委員会)にも「陸上自衛隊出西訓練場(海軍大社基地関連施設群)」として掲載されています。

 このことに加え、大社基地遺跡群は、貴重な平和学習の場として、これまでも、また現在も学校教育・社会教育で活用されています。特に主滑走路は、子供たちが戦争の実態や当時の雰囲気を実感する上で格好の教材として活用されています。

 このように大社基地遺跡群は、戦争遺跡として島根県を代表する貴重な文化財であるにもかかわらず、これまで開発に伴う発掘調査が行われた以外には公的な学術調査は行われておらず、調査・研究は、もっぱら民間研究者による個別的な努力に委ねられてきました。そのため各種の遺構の正確な分布調査は十分にはなされておらず、学術的研究もなお不十分な状態にあります。

 現在、大社基地遺跡群の中の主滑走路の大部分は民間に売却されることになり、落札者が確定したと報じられています。このことも、学術的調査と研究が不十分であったこと、その必要性を文化財保護行政当局に働きかけなかったことによるものとして、私たち研究団体としても、深く反省すべきことと考えております。

 

 以上のことから、私たちは、大社基地遺跡群について、以下のことを要望します。

 

要望事項

1.大社基地遺跡群の総合的な学術調査を行うこと。

2.大社基地遺跡群を県指定史跡に指定して保存すること。

3.貴重な戦争遺跡として保存管理計画を策定し、今後の整備と活用について検討すること。

以上

 

〔学会賛同署名〕

上記の「大社基地遺跡群の学術調査、文化財指定と保存に関する要望について」の趣旨を確認し、賛同します。

2021年5月15日   日本史研究会

 

第26回 史料保存利用問題シンポジウム東日本大震災10年と史料保存―その取組と未来への継承―

第26回 史料保存利用問題シンポジウム東日本大震災10年と史料保存―その取組と未来への継承― published on

第26回史料保存利用問題シンポジウム開催要領・プログラム 【シンポジウムポスター】

日時 2021年6月26日(土)13:30~17:30
オンライン開催<参加費無料300名まで先着 順 受付>
参加登録用ウェブサイト https://forms.gle/EieasBhbUBme6YFL6
主催 日本歴史学協会/日本学術会議史学委員会/ 日本学術会議史学委員会歴史資料の保存・管理と公開に関する分科会
後援 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会/日本アーカイブズ学会
テーマ 東日本大震災 10 年と史料保存―その取組と未来への継承
趣旨
 東日本大震災が発生したのは、今から10年前の2011年3月11日のことであった。千年に一度といわれる大地震と大津波、加えて福島第一原子力発電所の爆発事故による放射能災害が重なり、未曽有の大災害になった。さらに、その後も各地で大地震が続発し、地震のみならず火山噴火や豪雨による災害等、大きな災害に襲われ続けている。そして、この 1 年余にわたり新型コロナウィルス感染症が大流行して いるが、このコロナ禍のような疾病災害にも、私たちは向き合わなければならないのである。

 こうした現状を踏まえると、緊急時における速やかな史料の救済・保全に向けた対応はもちろん、大災害の続発を前提に 普段からの史料の保存・管理の取組が重要になってくる。近年では、そうした認識が深まるとともに、保全・保存の対象も古文書・公文書はもちろん、未指定も含む文化財全般へと広がり、市民ボランティアの参加が進むなど、被災史料に限らず広く歴史資料・文化財等の保全・保存に対する理解と活動が深化しているといえる。このような動向は、1995年の阪神淡路大震災以来の蓄積を踏まえつつ、とりわけ東日本大震災以降に、より顕著になってきたといえるのではないか。

 こうした状況認識のもと、「続発する大災害から史料を守る―現状と課題 ―」をテーマに開催した昨年度の第25回シンポジウムでは、歴史資料・文化財等の救済・保全活動に関わる行政・史資料ネット・ボランティア等の相互の役割、連携、限界といった課題が指摘されるとともに、次世代への継承の担い手についても議論になった。

 そこで、本年度のシンポジウムでは、昨年度のシンポジウムで示された課題を受けつつ、東日本大震災から10年という機会に 、原発災害への対応も含め、この10年間の被災地における歴史資料や文化財等の救済・保存への取組を振り返り、課題や問題点を確認し、歴史資料や文化財等を未来へ継承するための活動を展望することにしたい。

 なお、特別報告として、国立公文書館によるアーキビスト認証制度をめぐり、第1回アーキビスト認証の経緯や今後の取組について報告をお願いした。

報告
①佐藤 大介氏 (東北大学災害科学国際研究所准教授)
  「被災史料・被災地と向き合い続けて考えたこと―宮城での活動の経験から―」
②大和田侑希氏 (福島県富岡町住民課係長)
  「歴史資料保存・活用に関する行政職員が担うべき役割と可能性」
③阿部 浩一氏 (福島大学教授)
  「ふくしまの資料保全活動の10年を未来につなげる」
コメント 芳賀  満氏(日本学術会議会員 東北大学教授)
     佐々木和子氏(神戸大学大学院人文学研究科学術研究員)
特別報告
  伊藤 一晴氏(国立公文書館 上席公文書専門官)
  「令和2 年度アーキビスト認証の実施結果と令和 3 年度の取組について」

プログラム
13:30~13:35 開会挨拶:若尾 政希(日本学術会議会員 一橋大学教授)
13:35~13:40 趣旨説明:佐藤 孝之(日本歴史学協会史料保存利用特別委員会委員長)
13:40~14:10 第1報告:佐藤 大介(東北大学災害科学国際研究所准教授)
           「被災史料・被災地と向き合い続けて考えたこと―宮城での活動の経験から―」
14:10~15:40 第2報告:大和田侑希(福島県富岡町住民課係長)
           「歴史資料保存・活用に関する行政職員が担うべき役割と可能性」
14:40~15:10 第3報告:阿部 浩一(福島大学教授)
           「ふくしまの資料保全活動の10 年を未来につなげる」
15:10~15:20 休憩
15:20~15:50 特別報告:伊藤 一晴(国立公文書館上席公文書専門官)
           「令和2年度アーキビスト認証の実施結果と令和3年度の取組について」
            司会:新井 浩文(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会幹事)
15:50~ 16:10 コメント:芳賀  満(日本学術会議会員 東北大学教授)
             佐々木和子(神戸大学大学院人文学研究科研究員)
16: 10~17: 25 パネルディスカッション
   パネリスト:佐藤 大介 大和田侑希 阿部 浩一
      司会:大友 一雄(日本学術会議連携会員 日本歴史学協会史料保存利用特別委員会幹事)
         熊本 史雄(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会委員長 駒澤大学教授)
17:25~17:30 閉会挨拶:中野達哉(日本歴史学協会委員長 駒澤大学教授)

Job Opening Nagoya U (Modern Japanese or East Asian History)

Job Opening Nagoya U (Modern Japanese or East Asian History) published on

Nagoya University

Graduate School of Humanities

Japan-in-Asia Cultural Studies Program (JACS)

Global 30 International Programs

Nagoya, Japan

http://en.nagoya-u.ac.jp/employment/

 

The Graduate School of Humanities invites applications for a full-time, tenured position as Associate Professor in Modern Japanese or East Asian History. The successful candidate will be teaching in English in the Japan-in-Asia Cultural Studies Program (JACS), one of the Nagoya University Global 30 International Programs.

 We seek a candidate who has shown excellence in research and teaching in Modern Japanese or East Asian History. The G30 Program is known for its small class sizes, motivated students, and international atmosphere. The standard teaching load is up to eight courses per year. A course is generally comprised of 15 weekly lectures, each of which runs 90 minutes. The successful candidate will be expected to supervise students, provide them with guidance and engage in the admissions process. She or he should also contribute to expanding the international research profile of the Graduate School of Huamanities.

Qualifications:

  1. A doctoral degree in Modern Japanese or East Asian History.
  2. A demonstrated record of research excellence in Modern Japanese or East Asian History.
  3. A proven record of teaching. The post is open to anyone specializing in any subfield of Modern Japanese or East Asian History. We particularly welcome applicants who can teach courses in Research Methods.
  4. A demonstrated ability to supervise students at the undergraduate and graduate levels.
  5. Willingness to participate in the International Programs of the university, including but not limited to teaching courses to Japanese students and some administrative duties.
  6. Strong interpersonal skills and evidence of success working in a multicultural environment.
  7. Sufficient Japanese proficiency for general administrative tasks is required.

Number of positions: One

Terms of Employment: No term limit until the age of 65

Starting date: October 1, 2021 or as soon as possible thereafter

Compensation: Approximately JPY5,000,000-10,000,000/year (all inclusive). Salary will depend on qualifications and experience. Taxes and insurance will be withheld from the annual salary. 

Selection Procedure:

  1. Initial screening based on submitted documents (see below).
  2. Successful candidates will be invited to a personal interview either on-site or remote. In addition to the interview, a short demonstration lecture will be requested.

Application Documents:

  1. Cover letter
  2. Full curriculum vitae
  3. List of research achievements (including presentations, publications, grants, awards)
  4. List of courses taught (undergraduate and graduate)  
  5. Digital copy of PhD diploma
  6. Two letters of recommendation (to be submitted separately by the recommender)

Candidates who pass the initial screening will be asked to submit the following:

  1. Digital copies of up to 5 major publications
  2. Summary of research experience (1-2 pages)
  3. Proposal of future research plans (1-2 page)
  4. Statement of teaching philosophy, addressing the applicant’s ability to integrate creative thinking and global perspectives into their courses (1-2 pages)

Application Procedure:                                                                                                                

All required documents, except the recommendation letters, should be combined in a single PDF and be submitted via email to Professor SAITŌ Fumitoshi, Dean of the Graduate School of Humanities: hum_sou@adm.nagoya-u.ac.jp . Indicate “JACS Associate Professor Position” in the subject line of the email.

   Each of the recommendation letters must be submitted by the recommender via email to Professor SAITŌ Fumitoshi, Dean of the Graduate School of Humanities: hum_sou@adm.nagoya-u.ac.jp . Indicate “Recommendation Letter (candidate’s name): JACS Associate Professor Position” in the subject line of the email.

   Please note that incomplete applications will not be considered.

   Nagoya University is an equal opportunity employer. Applications from members of groups underrepresented in higher education are strongly encouraged.

http://en.nagoya-u.ac.jp/about_nu/declaration/positive/index.html

Application deadline: May 9, 2021

Contact: Dr. Kristina Iwata-Weickgenannt, Japan-in-Asia Cultural Studies Program, Graduate School of Humanities, Nagoya University. Email: kristina.iwata@nagoya-u.jp

 

For more information see:

http://www.nagoya-u.ac.jp/en/

http://www.hum.nagoya-u.ac.jp/en/g30/japan-in-asia-program/

https://admissions.g30.nagoya-u.ac.jp/undergraduate/asia_cultural/

第25回 史料保存利用問題シンポジウム・オンライン開催のお知らせ

第25回 史料保存利用問題シンポジウム・オンライン開催のお知らせ published on

主催:日本歴史学協会・日本学術会議史学委員会
  日本学術会議史学委員会歴史資料の保存・管理と公開に関する分科会
後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会・日本アーカイブズ学会

日時:2020年12月19日(土) 13:30~

オンライン開催、参加費無料・先着受付

参加登録用ウェブサイト <https://forms.gle/nAjPMyTE3aHzEuXM8>

プログラム

 司会:大友一雄( 日歴協 史料保存利用特別委員会幹事 、日本学術会議連携会員)
    熊本史雄( 日歴協 国立公文書館特別委員会委員長 、駒澤大学教授)

 開会挨拶:若尾政希(日本学術会議会員 一橋大学教授)
 趣旨説明:佐藤孝之(日歴協 史料保存利用特別委員会委員長)

 第1報告:高村恵美(茨城史料ネット/常陸大宮市文書館係長)
       「2019 年台風 19 号による那珂川・久慈川流域の被災資料保全活動」
 第2報告: 山本英二(信州資料ネット/信州大学教授)
       「2019 年台風 19 号豪雨災害と信州資料ネット」

 特別報告:梅原康嗣(国立公文書館統括公文書専門官)
       「アーキビスト認証の実施について 」
 特別報告質疑
 パネルディスカッション
       パネリスト :高村恵美 ・山本英二
 コメント:久留島典子 第 23 ・ 24 期 日本学術会議会員 東京大学史料編纂所教授)
 閉会挨拶:中野達哉(日本歴史学協会委員長 駒澤大学教授)

史料保存オンラインシンポジウムプログラム

日本歴史学協会 若手研究者問題ウェブ・アンケート最終報告&討論会 〜若手研究者問題の解決に向けた提言を考える〜 開催のお知らせ

日本歴史学協会 若手研究者問題ウェブ・アンケート最終報告&討論会 〜若手研究者問題の解決に向けた提言を考える〜 開催のお知らせ published on

各位

 いつも日本歴史学協会若手研究者問題特別委員会とその活動について、ご理解・ご協力をくださいまして、誠にありがとうございます。

 さて、このたび本委員会では、すでに公開しております「『若手研究者問題』解決に向けた歴史学関係者の研究・生活・ジェンダーに関するウェブ・アンケート調査立場別報告書・集計表」をふまえて、「日本歴史学協会若手研究者問題ウェブ・アンケート最終報告&討論会」をオンラインで開催することとなりました。

 これは2015年度にみなさんのご協力を得て実施いたしました若手研究者問題に関する膨大なアンケートの分析が終わり、立場別報告書・集計表の作成が終わったことを受けて実施するものです。立場別とは、大学院生・大学非常勤講師・研究機関研究員・大学教員・専門職、中学校・高校教員、自由研究者・女性研究者に分けた調査・分析となります。 今後の歴史学界のために、現状を把握することは非常に重要なことだと考えます。このような調査・分析はかつてなく、現状を多くの研究者に知ってもらい、それにより、よりよい未来に繋げていく道筋が見えれば幸いに存じます。

 本報告&討論会では、まず立場別報告書執筆者が各報告書の要点を解説しつつ、問題点・課題について自由に意見を述べてもらいます。そのうえで、事前もしくは当日に受付フォームに寄せられたみなさまからの意見・質問などについて討論します。

 本委員会は本年度中に歴史学関係の若手研究者問題についての提言を作成・公表する予定です。本報告&討論会はその参考となるものです。ぜひみなさまにはふるってご参加・ご視聴いただき、ご意見をお寄せいただければ幸いです。

日本歴史学協会若手研究者問題特別委員会

日時:2020年10月19日(月)17時〜19時
場所:YouTube配信
https://youtu.be/B1FxBHZkj7o
※事前に告知・趣旨説明動画をアップします。

討論参加方法:以下の受付フォームよりご意見・ご質問をお寄せください。
※10月9日受付開始〜10月31日受付終了
https://forms.gle/sRhhta8eGPL4Ny8q6

※以下の日本歴史学協会HPに掲載されている立場別報告書やこれまでの
本委員会の活動をご覧のうえ、ご意見・ご質問をお寄せください。
http://www.nichirekikyo.com/young_researchers/young_researchers.html
※当日のTwitterハッシュタグ(#若手研究者問題)でのツイートも歓迎します。

ポスターはこちらからダウンロードできます。
http://www.nichirekikyo.com/young_researchers/jhc_wakate_forum20201019.pdf

◆◇当日次第◇◆

第1部 17:00〜18:10
ウェブ・アンケート分析各報告
【報告者】
赤羽目匡由、浅田進史、瀬畑源、野口華世、山田邦明

第2部 18:30〜19:00
総合討論
【司会】石居人也、服藤早苗
※司会・報告者が受付フォームに寄せられた意見・提言・質問に答え
 ながら、論点を整理し今後作成する提言の参考とします。

【問い合わせ先】
日本歴史学協会若手研究者問題特別委員会
nichirekikyowakate[a]gmail.com
※[a]を@に置き換えてお問い合わせください。

【要申込】連続講座 転換期を生きた梟雄たち

【要申込】連続講座 転換期を生きた梟雄たち published on

特別公開展「本能寺の変と将棋」関連イベントとして、連続講座「転換期を生きた梟雄たち」を下記のとおり開催します。

連続講座「転換期を生きた梟雄たち」
 【内容】
  ・基調講演「織田信長と松永久秀」
    日時:11月28日(土)14:00~15:30
    講師:天野 忠幸氏(天理大学准教授)

  ・歴史講座「医療人・明智光秀
            ~生蘇散(せいそさん)の発見~」
    日時:11月15日(日)14:00~15:30
    講師:石川 美咲(当館学芸員)

  ・歴史講座「本能寺の変後の柴田勝家」
    日時:12月12日(土)14:00~15:30
    講師:大河内 勇介氏(福井県立歴史博物館学芸員)
   
 【場所】
  いずれも福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館講堂

 【定員】
  各回40名(事前申込が必要。抽選)

 【その他】
  聴講無料  
  ご来館の際は、マスク着用およびアルコールによる手指消毒な
  ど、新型コロナウイルス感染防止にご協力下さい。
  新型コロナウイルス感染状況によっては、開催時期が変更にな
  ることがあります。

 【申込方法・締切】
  往復はがきにて、以下(1)~(6)の事項をご記入の上、
  下記郵送先までご郵送ください。
   (1)参加を希望する講座の日程・演題
   (2)住所
   (3)氏名
   (4)人数(3名まで)
   (5)電話番号
   (6)メールアドレス
   ※往復はがき以外での申し込みは受け付けません
   ※往復はがき1枚にて1講座のみの受付となります
    (すべての講座に申し込む場合は、
     3通に分けてお申し込みください)

  締切:3講座いずれも11月2日(月)申込〆切
     (当日消印有効)です。

【問い合わせ先・郵送先】
  福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
  電 話:0776-41-2301
  メール:asakura@pref.fukui.lg.jp

 <当館フェイスブックでも情報更新中>
 https://www.facebook.com/IchijodaniMuseum

http://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/030_event/detail.php?id=353

歴研シンポジウム「皇位継承再論:女帝・女系の可能性と皇太子」開催のお知らせ

歴研シンポジウム「皇位継承再論:女帝・女系の可能性と皇太子」開催のお知らせ published on

2020926日(土)に早稲田大学で開催を予定しておりました歴研シンポジウム「皇位継承再論:女帝・女系の可能性と皇太子」は、会場校の都合および新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、先日の総合部会例会と同様、オンラインにて開催することに致しました。
本シンポジウムの登壇者のみなさま、来場予定であったみなさまには、昨今のコロナ禍にかかわるやむなき対応として、なにとぞご了解いただけますようよろしくお願い致します。
 以後、会員メーリングリストのほか、当会ホームページおよびツイッターで詳細をご案内させて頂きます。ふるってご参加ください。

■日時:2020926日(土)1330分~17
報告:仁藤敦史
 「「万世一系」論と女帝・皇太子皇統意識の転換を中心に
  コメント:佐伯智広、村和明、長志珠絵
司会:岩本健寿、井上正望
主旨説明:中澤達哉
参加費:無料

 参加申し込みをご希望の方は、下記URLをクリックし、必要事項をご記入のうえご登録ください。
 https://forms.gle/pu8TirfZDVJaww2m6
(ご登録が完了すると、折り返し、申し込み受付完了のメールが届きます。稀に、申し込み受付完了のメールが、迷惑メールに振り分けられて届くことがございます。ご注意ください。)

 上記URLからの申し込み締切は、919日(土)です。会務運営上、お早めに登録を完了してくださいますと幸いです。
 本シンポにご参加いただく際の報告資料等の配布物につきましては、919日の申し込み締切以後に、ZoomウェビナーURLとあわせて送信いたします。

 なお、719日開催の総合部会例会と同様、今回の歴研シンポも、コロナ禍という非常事態に対応したオンライン開催であり、これに伴うZoomのセキュリティ上の不安定さも勘案し、参加者を原則として会員の皆様に限らせていただくことにしました。
ただし、非会員の方で参加を希望される方については、会員の推薦があれば参加することができます。また、日本史研究会会員の方は推薦者欄に「日本史研究会」とご記入いただければ幸いです

 その他、歴研シンポに関するお問い合わせにつきましては、rekiken2020rekikensympo@gmail.com までご連絡ください。皆様のご参加をお待ちしております。

歴史学研究会委員会

第59回近世史サマーセミナー(WEB)のご案内

第59回近世史サマーセミナー(WEB)のご案内 published on

開催日程 2020年9月5日(土)19:00~22:00  ※要事前申し込み、部分参加も可能。
      全体会(懇親会) 19:00~19:50
      分科会(報告会) 20:00~22:00

〈申し込み〉
参加登録フォーム https://forms.gle/FfkEgpNZaLfs25558
締切          8月26日(水)
※受付完了後、8月末までに当日の参加方法および参加分科会の割り振りについてご案内します。

〈分科会〉
Ⅰ 領主支配・地域・環境(鷹狩)
「近世初期における鷹の諸相と調教」 丸山大輝(長崎県対馬歴史研究センター)
「土佐藩放鷹制度の研究」 石畑匡基(高知県立歴史民俗資料館)
 
Ⅱ 幕藩関係①(課役)
「寛永期の公儀普請からみる「役」の認識—細川家の石船提出を事例に—」 川路祥隆(熊本県教育庁)

Ⅲ 幕藩関係②(譜代藩)
「九州譜代藩研究の現状と課題」 古林直基(福岡大学院)
 
Ⅳ 天皇・朝廷
「中近世移行期の補略にみる公家社会」 井手麻衣子(福岡女子大百年史編纂室)
 
Ⅴ 宗教・思想
「島津氏によるキリスト教と一向宗禁制の変容 —島原・天草一揆を軸にして—」
 濵島実樹(早稲田大学院)
                                           

                            
第59回近世史サマーセミナー実行委員会
Mail: 59samasemi@gmail.com