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日本史研究会8月例会

日本史研究会8月例会 published on

「近世武家文化と牢人」

日時:8月22日(日)、13時~17時

場所:オンラインにて開催(Zoomを使用)

報告:兼平賢治氏(東海大学)
   「近世前期盛岡藩における牢人召抱えとその影響―文化にかかわって―」
   尾崎千佳氏(山口大学)
   「牢人から連歌師へ―西山宗因にみる牢人文芸の意義と特徴」
コメント:横田冬彦氏(京都大学名誉教授)

趣旨説明
 近年、近世史研究においては、特に近世前期の武家社会の分析が進み、「牢人」と呼ばれた存在を武家社会の中でどう位置づけるかについて議論がなされるようになってきている。また、文化史研究においては、寛永文化・元禄文化など近世前期の文化を論ずるにあたって武家の文化に着目する必要が提言されているが、その動向の中で牢人の役割をどうみるかも問題となろう。当該期の牢人たちのうちには、文芸に関与した者が少なからず存在していた。一方、そのような人物については、近世文学研究において、伝記的事実を含め詳細な研究が進展している。
 以上のような状況を踏まえ、歴史研究・文学研究の二つの視点から、近世前期の牢人について捉え直し、議論する場を設定した。各報告および議論を通じ、近世の武家社会及び文化についての認識の深化を図りたい。

*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン形式で行います。
参加無料。参加をご希望の方は、8月20日(金)までに参加申込フォーム https://forms.gle/JW5WBk69NPkMXC2KA よりお申し込みください。

前日までに、参加に必要なURL・ログインID・パスワード、レジュメ・注意事項をダウンロードできるURLを掲載したメールをこちらより送信いたします。日本史研究会のホームページに参加に必要なURLなどを掲載することはありません。Zoomはアプリとブラウザのどちらからでもご利用いただけます。

問い合わせ先:nihonshikenreikai822@gmail.com