日時:7月15日(日)10:30~17:00
場所:機関紙会館5階大会議室
①浅井尚希氏(京都大学)
題目:「貞慶の「興福寺奏状」と承元の法難」
参考文献:坪井剛「「建永の法難」事件再考 : 訴訟過程の検討を中心として」(『古代文化』66巻1号、2014年)
②植村優恵氏(大阪大学)
題目:「内親王から見る後白河王家」
参考文献:栗山圭子「中世王家の存在形態と院政」(同著『中世王家の成立と院政』吉川弘文館、2012年、初出2005年)
③丸山 惇氏(同志社大学)
題目:「公武交渉における関東申次の実態について」
参考文献:森茂暁「西園寺実氏「関東申次」指名以前の朝幕交渉」(同著『鎌倉時代の朝幕関係』思文閣出版、1991年)
④小松明日香氏(関西大学)
題目:「室町期の青蓮院門跡と足利将軍家」
参考文献:稲葉伸道「南北朝・室町期の門跡継承と安堵―延暦寺三門跡を中心に―」(同編『中世寺社と国家・地域・史料』法蔵館、2017年)
⑤薮内衿子氏(京都府立大学)
題目:「足利義教の「出行」による規則性と目的について」
参考文献:桜井英治「「御物」の経済―室町幕府財政における贈与と商業 」(『国立歴史民俗博物館研究報告』92号、2002年)
⑥荒田雄市氏(滋賀県立大学)
題目:「中世後期における地積表示について―近江国の「セマチ」「畝」「畔」―」
参考文献:下村效「太閤検地の丈量、畝制の成立」(『日本歴史』458号、1986年)
⑦兒玉良平氏(大阪市立大学)
題目:「戦国期肥後相良氏の拠点体制と権力構造」
参考文献:服部英雄「戦国相良氏の三郡支配」(『史学雑誌』86編9号、1977年)
⑧荒賀裕介氏(神戸大学)
題目:「上杉謙信と上田長尾氏―永禄七年上杉輝虎感状の歴史的位置―」
参考文献:片桐昭彦「長尾景虎(上杉輝虎)の感状とその展開」(同著『戦国期発給文書の研究』高志書院、2005年)
※大阪歴史学会中世史部会との合同です。
※通常の部会と曜日が異なりますので、ご注意ください。