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第19回飯田市地域史研究集会のお知らせ

第19回飯田市地域史研究集会のお知らせ published on

イベント名:第19回飯田市地域史研究集会
開催趣旨:戦時期の国策の下、全国でおよそ30万人が農業移民や青少年義勇軍として満洲(中国東北部)へ向かいました。飯田下伊那からも8、000人余りが海を渡りました。しかし、敗戦後の混乱の中で多くの命が失われ、帰国できた人びともさらに苦難が続きました。
今回の研究集会では、最新の研究成果により、世界やアジア、日本にとって満洲移民とは何であったのかを問い、加害と被害の歴史に向きあい、記憶を継承する意味を考えます。

日にち  9月10日(土)・11日(日)
場所  飯田市役所C棟3階会議室 ※オンラインでのリモート参加もできます
資料代 500円(2日間共通) ※高校生以下は無料
定員 50人(先着順・会場参加は8月2日から受け付け開始予定です) オンラインは定員なし(締切まで随時お申込みいただけます)
申込方法 電話、FAX、メールのいずれかでお申し込みください
電話:0265-53-4670
FAX:0265-21-1173
メール:iihr@city.iida.nagano.jp
※参加場所と電話番号をお知らせください
※オンライン参加はhttps://form.run/@iihr2022sympoからもお申し込みいただけます
申込締切 会場:9月8日(木) オンライン:8月31日(水)

【9月10日(土)】
<第1部 満洲移民を再考する>
講 演 近代日本の戦争 ―森本州平日記から考える―
                  加藤 陽子(東京大学)
講 演 日中戦争下の募集と送出 ―地域指導者と下伊那の人びと―
     本島 和人(歴史研究所調査研究員)
報 告 下伊那の中の満洲 ―原資料を読み解く―
     齊藤 俊江(歴史研究所調査研究員)

【9月11日(日)】
<自由論題報告>
報 告 明治30年代の飯田町文化の高まり ―歌舞伎座新史料を中心に―
                  竹村 雄次(歴史研究所特任研究員)
報 告 江戸時代後期の伊那地方における離縁と女性
               塩澤 元広(高森町歴史民俗資料館)
<第2部 満洲移民と向きあう>
報 告 満洲体験が人生の指針に ―看護師として生きる―
     橋本 珠子(満洲移民体験者)
報 告 沈黙を聴く ―ドキュメンタリーの現場から―
                  手塚 孝典(信越放送)
報 告 想起と対話の「場」 ―記念館レポート―
                  三沢 亜紀(満蒙開拓平和記念館)

飯田市立中央・鼎・上郷図書館にて関連展示が行われます
新型コロナウィルス感染症の拡大状況により、変更が生じる場合があります

第19回飯田市地域史研究集会チラシ