Skip to content

皆様より情報を募集しております。シンポジウムや研究会・講座・現地説明会などの当会の活動趣旨に関わるものの情報をご連絡ください。
なお、確実な情報の発信を期すため、ここの情報掲載には、以下を満たすことを条件とさせていただきます。

・日本史研究会会員よりの連絡であること。
・日本史研究会会員が主要な連絡確認先となっていること。
・日本史研究会の趣旨に反せずに学術研究に関わるもの。

情報はメールにてお送りください。
積極的に情報を寄せていただきますようよろしくお願いします。
なお、いただいた情報は当会で検討しますので、掲載まで多少時間がかかるかかる場合があります。ご了承くださいますようよろしくお願いします。
(ご返答に時間がかかる場合にはこちらよりその旨ご連絡いたします)

2018年3月17日 部落問題研究所例会

2018年3月17日 部落問題研究所例会 published on

「行き倒れ」に関する国際的比較地域史研究
    -移動する弱者の社会的救済・行政的対応の分析-

                                            
 公益社団法人部落問題研究所では2015~17年の3年間、科学研究補助費〈基盤研究(B)、研究代表者・藤本清二郎〉の
交付を受けて標記テーマの共同研究を進めてきました。
 本研究は、これまで進めてきた日本近世の身分制、近現代における部落問題の歴史的研究を、その基盤、あるいは背景
として存在した日本社会における貧困・救済・福祉や人々の移動という幅広い視点から捉える試みとして進めてきたもの
です。
  本研究では、各国・各地域に広範に見られる「行き倒れ」という社会現象を分析対象=分析視角として、近世・近現代の
日本社会で生起した諸現象の夫々の時点における特質を捉え、それを継続・変化の視点で把握するとともに、北東アジア
(清代中国・植民地期朝鮮)の歴史的展開と比較することによって、その特質を把握するという方法を追究しました。
同時に、近代イギリスの救貧体制との比較により、日本・北東アジア・イギリスという世界史的規模での比較考察を試み
ました。
 このような視角・方法で進めてきた共同研究の成果報告会を、下記の要領で開催します。
年度末の御多忙の中ですが、ご参加いただきますようご案内申し上げます。

         《記》
 日 時 2018年3月17日(土)
    午前10時~午後4時30分〔部分参加可・出入自由〕
  
会 場 機関紙会館5階会議室(日本史研究会事務所のある建物)
  地下鉄「烏丸丸太町」下車西へ徒歩5分
  京都市上京区 春帯町350 Tel.075-231-3048
  
報告と日程(*はレジュメ発表)
                                            
10時~  開会挨拶 プロジェクト代表者 藤本清二郎
  研究経過報告 西尾泰広(部落問題研究所)
  
10時10分~   第一部 17~19世紀の日本の「行き倒れ」と身分制
藤本清二郎  (部落問題研究所)  近世日本の行き倒れ-旅人と非人、その境界-
沢山美果子  (岡山大学)        松江藩領の捨て子と子連れ行き倒れ人
*町田 哲  (鳴門教育大学)    遍路の行き倒れからみる民衆世界
*塚田 孝  (大阪市立大学)    都市大坂の非人と行き倒れ           
*森下 徹  (山口大学)        萩城下の勧進について
茂木 陽一  (三重短期大学)    近世三重県域諸藩領における棄児と行倒人保護
J.ポーター  (東京外国語大学)  近世身分制の解体と貧民救済=統制
                  〈昼食・休憩〉
12時50分~ 第二部 20世紀の日本の医療・救護・相互扶助と「行き倒れ」
竹永 三男  (部落問題研究所)  近代日本の「行き倒れ」の歴史的研究の成果と課題
櫻澤 誠   (大阪教育大学)    沖縄出身者の「本土」への移動と相互扶助
廣川 和花  (専修大学)        近代日本の地域医療のなかの病者と行き倒れ
飯田 直樹  (大阪歴史博物館)  大阪府方面委員制度と行き倒れ
大杉 由香  (大東文化大学)    戦間期大都市における乳児・児童の生存をめぐる問題
                   ─大阪・東京を事例に─
                  〈小休憩〉
14時40分~ 第三部 イギリス・東北アジアの福祉・救護と「行き倒れ」
小室 輝久  (明治大学)        イギリスにおける行き倒れ
村上 正和  (新潟大学)        北京育嬰堂における行き倒れへの対応
金津日出美  (立命館大学)      植民地朝鮮における社会事業と「行旅病死者」
鈴木 忠義  (長野大学)        社会福祉学からみた行旅死亡人
全体にわたる質疑応答
閉会


主催・連絡先 公益社団法人部落問題研究所
〒606-8691 京都市左京区高野西開町34-11
mail:burakken@smile.ocn.ne.jp
Tel.075-721-6108  Fax:075-701-2723
後 援  大阪歴史科学協議会・日本史研究会

 

 

 

歴研シンポジウム

歴研シンポジウム published on

現代歴史学の新たな地平を求めて-『第4次 成果と課題』再考-

日時:2017年12月2日(土) 13時~17時30分(開場12時30分)

会場:早稲田大学戸山キャンパス 文学部 36号館681教室

東京メトロ東西線「早稲田」駅下車徒歩3分

https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus

 

司会・趣旨説明:中澤達哉

報告者:

大門正克 現代歴史学を串刺しにする

    -『第四次 成果と課題』の構想と発刊をふまえて-

松原宏之 文化からたどりなおす現代歴史学

    -ジェンダー、身分、政治経済-

若尾政希 いまなぜ歴史実践か

コメント:加藤陽子、仲松優子、浅田進史

 

資料代:500円(事前申込不要)

*終了後、懇親会を予定しております。

 

(開催主旨)

 2017年5月、歴史学研究会は『第4次 現代歴史学の成果と課題』を刊行した。15年ぶりとなる『成果と課題』は、以下の全3巻から構成される。第1巻「新自由主義時代の歴史学」は、この15年間の歴史認識の変化を集約し、歴史学の方法的可能性を展望するだけでなく、その課題と隘路をも示したことに特徴があるだろう。第2巻「世界史像の再構成」は、1990年代以来、日本の歴史学界を席巻してきた構築主義を克服しつつ、その最良の遺産を継承しながら新たな動態的歴史像を模索した。第3巻「歴史実践の現在」は、史料・方法・叙述のほか、研究・教育を含む一連の社会的営為を「歴史実践」と考え、いまなぜ歴史実践が必要なのかを問いつづけた。

 さて、それぞれに個性的な3巻を総合的に鳥瞰するとき、その先にいったいなにが見えてくるのだろうか。私たち歴史学研究会委員会は、これら3巻の向こうに広がる地平を展望すべく、歴史学研究会シンポジウム「現代歴史学の新たな地平を求めて―『第4次 成果と課題』再考―」を企画した。このとき、導きの糸となるのは、独自の視点から3巻を貫通して把握しようとする以下の三報告である。大門正克は、『成果と課題』編集委員の立場から、3巻を串刺しにする総括的な報告を行う。松原宏之は、第1巻の自著「カルチュラル・ターン以後の歴史学と叙述」のなかで触れることができなかった対象、たとえばジェンダーについてどうみるかを皮切りに、認識論的かつ方法論的議論をさらに拡張していく。最後に、若尾政希は「いまなぜ歴史実践なのか」という問いを軸に、第1巻・第2巻で表明されつつある歴史学の新たな展開と第3巻の歴史実践論とがいったいどのようにかかわり、どう異なるのか、そして、どのように結びつくのかを論じる。

 これらの三報告に対して、全3巻を踏まえた近現代史研究の視点から加藤陽子、近世国制・身分・ジェンダーの観点から仲松優子、若手研究者問題にも取り組む浅田進史の三氏にコメントをいただく。これによって、歴史認識・歴史叙述・世界史像・歴史実践を総合的に論じる「歴史学の場」をつくることができるだろう。

第1回禁裏・公家文化講座

第1回禁裏・公家文化講座 published on

<講座のスケジュール>
第1回禁裏・公家文化講座第1講
講師:藤原重雄(東京大学史料編纂所准教授)「史料編纂所所蔵の14世紀公家日記」
日時:2017年11月26日(日)13時30分~15時 開場:13時
会場:京都府立京都学・歴彩館小ホール
参加費:500円(資料代として)

主催:京都府立京都学・歴彩館 科学研究費補助金(基盤研究(s))「天皇家・公家文庫収蔵資料の高度利用化と日本目録学の進展」(研究代表者 東京大学史料編纂所教授 田島 公)
共催:東京大学史料編纂所
後援:公益財団法人陽明文庫 科学研究費補助金(基盤研究(A))「摂関家伝来史料群の研究資源化と伝統的公家文化の総合的研究」(研究代表者 東京大学史料編纂所教授 尾上陽介)

米騒動・大戦後デモクラシー百周年研究会

米騒動・大戦後デモクラシー百周年研究会 published on

第一次大戦末の米騒動、朝鮮の三・一独立運動、中国の五・四運動の100周年が近づいています。折から1917年端境期からの実質米価騰貴率(米価上昇率を賃金上昇率で割ったもの)の急騰、それに応ずる工坑業地帯での賃上げ騒擾(争議・暴動)、大都市での消費者運動の急増が始まっていたことが指摘されています。したがって米産地である移出地帯富山県での18年夏の積出し反対を米騒動の始まりとして来たのには根拠がなく、1年も前から大消費(移入)地帯で始まっていたと判断されます。最も早かったのは北九州の炭田地帯と京浜の造船所群だったので、その2カ所で100周年研究会を始める次第です。

 

第1回 2017年10月7日~9日、開場7日 12時

北九州市立大学北方キャンパス(北九州市小倉北方4-2-1)

主催 九州歴史科学研究会・米騒動史研究会

始まりは筑豊炭田の暴動ですから北九州は米騒動の始動地だったわけで、そこから関門・広島湾にかけてのシベリア出兵の乗船地帯で米騒動が最も激化し、多くの炭坑労働者の生命の犠牲の上に、寺内内閣が倒され大戦後デモクラシーの扉が開かれたことは大きな意義をもつものです。100周年研究集会の第1回をこの地域から始めさせて頂く所以です。

「開会あいさつ」九州歴史科学研究会森丈夫、「米騒動百周年と研究の新局面」井本三夫、「日本の米騒動と中国」堀地明、「米騒動と山口県・長州閥」井竿富雄、「近代における北九州労働者の社会的・経済的特質」土井徹平、「ドイツ史からのコメント」今井宏昌、「朝鮮の米騒動期と三・一独立運動」渡引礼、「東アジア各地の大戦後デモクラシー」各氏分担、「コメント」森丈夫ほか

 

第2回(東日本) 2017年11月18・19日 主催 米騒動史研究会

専修大学生田校舎10号館10202室、18日 13時開会

(小田急向ヶ丘遊園駅北口で専修大行き小田急バス乗車)

今年11月は造船所暴動で最初の浅野造船所争議(横浜市内)の百周年に当たりますので23日の休日には(同年すでに3度も争議を繰り返していた石川島造船所を含め)見学会も行います。

講演には「百周年と米騒動像の転換」 井本三夫、「米騒動と朝鮮」趙景達、「1789年段階のフランスの食糧蜂起」近江吉明、「東南アの米輸出と日本による買占め」佐藤いづみ、「米騒動と民衆――神戸を事例として」(仮題)藤田貴士、「消費者運動からの米騒動」渡引礼 などを予定し、他に常磐炭田争議・中国情勢などについても講演依頼中です。

 

両集会の何れかで発表をご希望の方は米騒動史研究会(井本気付)

Eメール imoto-mt@jcom.home.ne.jp  宛ご連絡下さい。

2017年度 日本歴史学協会総会

2017年度 日本歴史学協会総会 published on

日時 2017年7月(土)

会場 駒沢大学駒沢キャンパス1号館・本部棟

交通 東急田園都市線「駒沢大学駅」下車 徒歩12分

時程 11:00~ 常任理事会

    13:00~ 委員会

    14:00~ 公開講演会(1号館-204教場)

      服藤早苗氏(埼玉学園大学名誉教授)

        「平安時代の女性と政治文化-上東門院彰子を中心に-」

      中野聡氏(一橋大学教授)

        「20・21世紀転換期世界における歴史修正主義-いま何が起きているのか-」

    16:30~ 総会(同上)

    18:00~ 懇親会(学生食堂2階)

※「公開講演会」以後は参加自由ですので、関心のある方は是非ご参加ください。

日本歴史学協会 154-8525 世田谷区駒沢1-23-1 駒沢大学文学部 中野達哉研究室気付

全史料協近畿部会講演会 「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」

全史料協近畿部会講演会 「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」 published on

平成21年に定められた公文書管理法は、地方自治体に同法の趣旨  に則った施策の実施を求めています。近年、これを受けて、公文書  管理条例の制定や新たな公文書館設置に取り組む自治体がある一方、多くの自治体では対応の模索やとまどいも見られます。こういった現状に鑑み、国立公文書館・加藤丈夫館長をお招きし、「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」と題するご講演をいただきます。あわせて、滋賀県の中井善寿氏に同県の地道な取り組みについてご報告いただき、自治体が問われる公文書管理・歴史的保存と活用という課題について学びます。

 関心お持ちの方、ぜひふるってご参加ください。

 

 ☆日時 平成29年6月29日(木)午後2時30分~5時

 ☆場所 京都府立京都学・歴彩館 小ホール(京都市左京区下鴨半木町1-29  TEL075-723-4836)

      京都市営地下鉄烏丸線北山駅下車 1番出口より南徒歩約4分

 ☆プログラム

   〔記念講演〕 加藤丈夫氏  独立行政法人国立公文書館館長

                   「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」

   〔取組報告〕 中井善寿氏  滋賀県県政史料室参事員

   〔質疑応答とミニディスカッション〕

 ☆参加方法 全史料協近畿部会機関会員所属の方、個人会員の方は自由にご参加ください。

  会員外の方は以下までTEL・FAX・E-MAILのいずれかによりお申し込みください。

  先着定員50人まで受け付けます。参加料無料。

   〔申し込み先〕尼崎市立地域研究史料館(火曜・祝日休館)

              TEL06-6482-5246 FAX06-6482-5244

               E-MAIL ama-chiiki-shiryokan@city.amagasaki.hyogo.jp

 

※詳細につきましては、こちら(http://jsai.jp/iinkai/kinki/index.kinki.html)をご覧下さい。

総合女性史学会 声明

総合女性史学会 声明 published on

 ※総合女性史学会が下記の声明を公表されました。総合女性史学会から依頼がありましたので、本会のサイトに掲載いたします。

 

《声明》 「選択的夫婦別姓(氏)」の実現をめざして

 2015年12月16日、最高裁判所大法廷において、長年の懸案であった「夫婦別姓(氏)訴訟」の判決があり、現行民法750条(夫婦同氏)を合憲とする判決が下され、原告側の敗訴が確定した。
 15人の裁判官(男性12人・女性3人)のうち、違憲と判断したのは女性裁判官全員を含む5人であった。夫婦同姓支持は、「家族の呼称を一つにする合理性がある」、「女性の不利益は通称使用で緩和できる」という理由であり、最高裁は司法としての人権問題への判断を避け、立法府の責務として国会に法整備を転嫁した。
 今回の訴訟は、憲法13条(個人の尊厳)・14条(法の下の平等)・24条(男女の本質的平等)の違反、また、1976年に国連で採択され、85年に日本も批准した女性差別撤廃条約(16条第1項:婚姻、家族関係に関わる全ての事項について女性に対する差別の撤廃。完全な合意のみによる婚姻の権利。夫および妻の同一の個人的権利〔姓および職業を選択する権利〕)にも抵触するという内容である。
夫婦同姓の法的義務は、現在、世界でも日本ただ一国が施行しており、この件に関し、日本政府は国連女性差別撤廃委員会から再三の改正勧告を受けている。
「家族の呼称を一つにする合理性」は、海外諸国の事例を含めて立証されなければならない。

 夫婦同姓は日本の伝統的慣習であるという見解に対し、歴史学研究の立場から述べれば、婚姻後の夫婦同氏(姓)制度は、家制度を法制化した1898年の明治民法によってはじめて施行されたものである。古代・中世の時代は夫婦別姓であり、近世は夫婦別姓を基本に、姓とは別に苗字については夫婦別苗字・同苗字の混在期であり、制度化はされていなかった。
 歴史的経緯を辿れば、我が国においては夫婦別姓の時代が圧倒的に長期間であった。敗戦後の1947年の民法改正によって家制度は廃止されたが、「夫婦同氏」の条項は依然として残された。男性優位が浸透する社会で、婚姻後に夫の姓を選択する妻は、現在全体の96パーセントに及んでいる。これを原告側は間接差別としている。
 また、改姓による社会的不合理や自己のアイデンティティの不一致など心情的な被害を受ける女性も多く、個人や夫婦の望まぬ改姓は、国民全般への大きな足枷となっている。また同時に、「夫婦同氏」の強制は男女双方に圧力をかけて「法律婚」の妨げを助長している。
「選択的夫婦別姓(氏)」は家族の多様性を許容し、個人の尊重の上に立つ制度である。個々の人格権は決して侵害されてはならない。
現行の民法750条を早急に改正し、「選択的夫婦別姓(氏)」の実現を国会に強く要請するものである。
                 
 2017年3月                      

 総合女性史学会

放送文化基金 研究報告会2017

放送文化基金 研究報告会2017 published on

主催:公益財団法人 放送文化基金

日時:2017年3月3日(金)14:30開場、15:00開会

場所:ホテル ルポール麹町2F「サファイア」​​〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-3

 

報告① 技術開発部門(平成25年度助成)
『情報通信技術を利用した失語症者向け言語訓練及びコミュニケーション支援技術』

黒岩 眞吾 氏(千葉大学 工学部) 

 失語症とは,脳血管障害等で言語野が損傷されることにより,一旦獲得した言語機能に障害を受けた状態のことをいう。言語の理解や生成に困難さを伴うため認知症と誤認されやすいが,言語を用いない思考に関する機能は維持されており,認知症とは根本的に異なる。従来,失語症においては慢性期に入ると言語機能の回復は期待できないと言われてきたが,タブレットやロボットを用いた継続的かつ高頻度の言語訓練により回復の可能性が見え始めてきた。本報告では失語症者向け要約字幕作成技術,言語聴覚士の代わりに呼称訓練を行うロボット,日常生活の中で語の思い出しを支援しつつ言語訓練を行うタブレットアプリの研究開発と,病院や自宅での実証実験の様子を紹介する。

 

報告② 人文社会・文化部門(平成22~25年度助成)
『時代考証学の可能性』
大石 学 氏(
時代考証学会会長 東京学芸大学)

 近年、「江戸イメージ」に変化がみられる。江戸時代の差別・抑圧の側面に注目し、明治維新後の文明化・西洋化時代との断絶を強調するイメージから、「徳川の平和」といわれる社会の安定の側面に注目し、明治維新後の国家・社会との連続面を強調するイメージへの変化である。これは、勧善懲悪の価値観のもと、主人公のヒーローが悪人を大勢斬る「チャンバラ」時代劇の終焉と、庶民生活に焦点をあて、個人の苦悩や葛藤、個人と集団・社会・国家との関係=「リアル江戸」を丁寧に描く新たな時代劇への転換と連動する。この転換を基礎から支えるのが、史料や最新の研究成果にもとづく新たな時代考証である。時代考証学とは、被服史、食物史、建築史、生活史、風俗史、遊戯史、医学史、音楽史、技術史、科学史、地域史など、諸学問の研究を総合しておこなう時代考証の方法を、科学的に確立することを目指す新しい学問である。私が時代考証学を提起し、2009年に時代考証学会を設立してから見えてきた課題や、今後の可能性について報告する。

参加申込必要 2月27日(月)締切り

お問い合せ・参加申込については公益財団法人放送文化基金http://www.hbf.or.jp/grants/article/society2017まで

入場無料です。定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承下さい。

 

「若手研究者問題」シンポジウム2017

「若手研究者問題」シンポジウム2017 published on

歴史学の担い手をいかに育て支えるか 

〜日本歴史学協会「若手研究者問題」アンケート調査中間報告から〜

 歴史学の担い手を育て支える環境は、現在、どのような課題を抱えているのだろうか。そして、歴史学を専攻する「若手研究者」はどのような問題に直面しているのだろうか。
 本シンポジウムは、日本歴史学協会「若手研究者問題」アンケート調査中間報告書を題材に、これらの問題を討論する場を提供するものである。歴史学に携わる様々な立場の方々の積極的な参加と討論をお願いしたい。

 

日時:2017年3月4日(土)13時~
会場:駒澤大学駒沢キャンパス1号館204教場
                   ※正門から直進、本部棟を通り抜けると1号館に着きます。

開会の辞      小沢弘明 (若手研究者問題検討委員会委員長・日本学術会議連携会員)

趣旨説明      瀬畑 源(若手研究者問題検討委員会委員)

 

1)報告

1 日本歴史学協会ウェブ・アンケート中間報告――日歴協若手研究者問題検討委員会より

                               浅田進史(駒澤大学)

2 学部・大学院教育の現在――国立大学の事例から    山田 賢(千葉大学)

3 若手研究者問題は若手研究者問題か?

     ――「大学改革」の30年と失われた未来、そして奪還への遠い道のり

                                                                                      橋本伸也(関西学院大学)        

2)コメント

1 日本学術会議から        高埜利彦(学習院大学・日本学術会議会員)

2 西洋史若手研究者問題検討WGから          松本 涼(福井県立大学)

3)討論

閉会の辞                 木村茂光(日本歴史学協会会長・日本学術会議連携会員)

 

主催:日本歴史学協会・歴史学研究会・東京歴史科学研究会・歴史教育者協議会・

 歴史科学協議会・九州西洋史学会・日本史研究会・西洋史研究会・同時代史学会・ 

東北史学会・東北大学国史談話会

協力: 総合女性史学会・内陸アジア史学会・広島史学研究会・信濃史学会・

ジェンダー史学会・西洋近現代史研究会・現代史研究会・地方史研究協議会

 

お問い合せ先 日本歴史学協会若手研究者問題検討委員会 浅田進史
shasada[a]komazawa-u.ac.jp
※問い合わせの際には、[a]を@に置き換えてご連絡ください。
https://sites.google.com/site/jhcwebsurvey/​

第55回近世史サマーセミナーのご案内

第55回近世史サマーセミナーのご案内 published on
〇第55回近世史サマーセミナーのご案内
【日時】2016年7月16日(土)~18日(月・祝)
【会場】ファミーユ神立 新潟県南魚沼郡湯沢町
(湯沢ICより車で5分、上越新幹線越後湯沢駅より車で10~15分)
【日程】第1日(7月16日)研究報告、分科会
第2日(7月17日)研究報告、レクリエーション
第3日(7月18日)巡見(豪農の館・新潟市歴史博物館)※新潟市内で解散予定
【全体会】 ≪地域史研究と歴史の伝え方≫
原直史(新潟大学)「問題提起―新潟県地域の事例から」
安宅俊介(新潟市歴史博物館)「新発田藩領における献金と格式」
澤井廣次(天理大学附属天理図書館)「近世前中期奈良町における惣年寄と町代」
高橋陽一(東北大学)「景勝地と生業―出羽国象潟の開田をめぐって―」
小田真裕(船橋市郷土資料館)「常設展示をつくり、活かす―千葉・茨城の事例に即して―」
大浦和也(白鹿記念酒造博物館)「博物館の連携と地域との関わり」
【分科会】
徳丸貴尋「近世に刊行された茶書の特徴と茶の湯の専門図書館について」
仲田侑加「近世中後期における尼僧の存在形態」
根本みなみ「近世大名家と藩外由緒」
平田良行「近世中後期の代官所支配システムの一考察」
宮本花恵「近世蝦夷地における浄土宗教団の教化活動」
本木成美「松島町の文化財行政における現状と課題」
※全体会・分科会報告はいずれも仮題です。報告順は変更する可能性があります。

【費用】全日参加で25,000円程度(予定)
【定員】70名(申込み先着順)
【申込】①氏名、②性別、③郵便番号・住所、④電話番号、⑤メールアドレスを明記の上、
6月16日(木)正午までにパソコンメールにて下記までお申し込みください。
参加申込者には、後日、分科会要旨などを含めた詳細な申込要項を送付いたします。
【申込先】第55回近世史サマーセミナー実行委員会
【連絡先】ご不明な点などがございましたら、前記アドレスまでお問い合わせください。