京都府八幡市の京阪電鉄「橋本」駅のすぐ近くで、発掘調査によって橋本陣屋の遺構が発見されました。
外国船の来航や尊王攘夷運動の過激化によって混乱した幕末期、橋本陣屋は朝廷がある京都を守るために建設され、のちに完成した楠葉台場(枚方市)、梶原台場(高槻市)と連動して山城・摂津・河内の国境地帯をかためました。楠葉台場は、国史跡として保存・活用されています。梶原台場は今年、発掘調査で遺構が初めて見つかり、実態解明が進んでいます。橋本陣屋についても、発掘調査や文献の解読によって平面構造や機能が明らかになるなど、文化財としての価値が解明されつつあります。
このシンポジウムでは、橋本陣屋を中心に、楠葉台場・梶原台場もふくめて、それらの構造がどこまでわかっているのか、専門家の方々に語っていただきます。また幕末動乱のなかで、この国境地帯がもっていた政治的・軍事的意義についても明らかにしたいと思います。
日時:2026(令和8)年9月23日(水・祝)13:00~17:00
会場:橋本公民館 大会議室(京都府八幡市橋本堂ケ原3)
*事前申込不要
*会場費・資料代 500円
講演1 後藤敦史氏(京都橘大学)
「幕末政治・外交史からみる淀川沿岸の陣屋と台場」
講演2 中西裕樹氏(京都先端科学大学)
「淀川両岸 台場の構造と研究」
報 告 松野元宏氏(枚方市教育委員会)
「国史跡楠葉台場跡の保存と活用」
コメント 佐藤亜聖氏(滋賀県立大学・日本考古学協会)
「橋本陣屋跡の発掘調査について」
森岡秀人氏(奈良県立橿原考古学研究所)
「橋本陣屋跡石垣の技術様式と築造年代」
主催:日本史研究会
協賛:橋本陣屋跡を考える会
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