日時 8月2日(金) 午後1時~三時
場所 立命館大学国際平和ミュージアムセミナー室①
(京都市北区等持院北町56-1)
講演タイトル 「戦跡の戦後史と「継承という断絶」」
講師 福間良明氏(立命館大学産業社会学部教授)Continue reading 第44回 平和のための京都の戦争展ミニシンポジウム
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日本史研究会8月例会 会場変更のお知らせ
2024年8月4日開催予定8月例会「京都近郊の村落社会と古文書の伝来―山国地域の事例から―」ですが、会場が変更になりました。
旧情報 会場:京都大学吉田南構内 総合人間学部棟地階1B05講義室
新情報 会場:京都大学吉田南構内 総合人間学部棟1階1102講義室
同じ棟内で教室が変更になっております。日時その他に変更はございません。
ご来場予定の方は、ご確認くださいますよう、お願い申し上げます。
第19回シンポジウム 歴史教科書・いままでとこれから
水無瀬離宮(水無瀬殿)関連地域の発掘調査に関する要望書
現在高層マンションの建設計画が進められている旧関西電力社宅地は、水無瀬離宮(水無瀬殿)の新御所跡に推定されている。水無瀬離宮はかつて後鳥羽上皇により造営された政治と文化の拠点である。後鳥羽上皇が近臣と共に起こした承久の乱(承久3年(1221))は、朝廷方の敗北に終わり、武士の世の到来を決定付けた日本史上の転換点として知られる。一方で、後鳥羽上皇の文化人としての側面は高く評価され、『新古今和歌集』の撰集などは後世にまで大きな影響を与えたとされる。Continue reading 水無瀬離宮(水無瀬殿)関連地域の発掘調査に関する要望書
日本史研究会8月例会
「京都近郊の村落社会と古文書の伝来―山国地域の事例から―」
日時:2024/8/4(日)13:00~17:30
場所:京都大学吉田南構内 総合人間学部棟地階 1B05講義室
報告:
村上 絢一氏(和泉市教育委員会)
「王権の裏山論からみた中世の山国庄」(仮)
𠮷岡 拓氏(明治学院大)
「近世京都近郊地域の社会集団と由緒―文書の伝来・保存の観点から―」(仮)
コメント:
宇野 日出生氏(元京都市歴史資料館)
牧原 成征氏(東京大)
大堰川上流に位置する丹波国桑田郡の山国地域(現京都市右京区)は、古代には杣として地名が現れ、中世には修理職領・禁裏領として荘園化した地域である。同地では中世の名体制に起源を持つとされる、名主家と呼ばれた有力百姓が特権的地位を維持し続け、中世から近代までの文書が旧家の家文書として伝来するフィールドである。このような特質から、中世から近代までを通時的に展望できる類のないフィールドとして、悉皆的な史料調査が行われ、時代を通じた地域史の構築が試みられてきた。現状の研究は、山国地域に関する膨大な歴史的事実をあきらかにする一方で、それらを同時代の中でどのように位置づけるのかについては、充分に議論されていないといえる。当該地域の有力百姓集団の存在形態や文書の伝来状況を、同地固有の問題のみとして扱わず、京都近郊地域の特質として捉え直し、より視野を広げて議論を深めていく必要がある。 本例会では、長年の史料調査に基づき進展を見せてきた山国地域の研究成果を他の京都近郊地域との比較も踏まえ報告いただき、他地域研究の視点からコメントを加える。個別地域研究の枠を越えて議論する場としたい。
*本例会は完全対面形式で実施いたします。オンラインによる配信の予定はございませんのでご了承ください。参加無料。 問い合わせ先:nihonshiken.kinsei@gmail.com
2025年度会費(2024年9月~2025年8月分)納入のお願い
平素より日本史研究会の活動に御賛同・御協力を賜り、誠にありがとうございます。
日本史研究会は、2024年9月号より新年度(2025年度)となります。つきましては、2024年9月~2025年8月(745~756号)分会費のお振込みをお願いいたします。
日本史研究会は自動継続です。744号で退会(定期購読の停止)を御希望の方は、2024年9月2日(月)までにその旨をお知らせください。Continue reading 2025年度会費(2024年9月~2025年8月分)納入のお願い
2024年度日本史研究会総会・大会
円宗寺跡の全面発掘に関する要望書
現在進行中の「上質宿泊施設計画((仮称)御室花伝抄計画)」(以下、本ホテル計画)予定地である京都市右京区御室芝橋町は、円宗寺跡に推定されている。円宗寺は、後三条天皇の発願により延久2年(1070)に建立され、平安中期に仁和寺周辺に建立された「円」の字を冠する四つの御願寺(円融寺・円教寺・円乗寺・円宗寺、総称して四円寺)の一つである。Continue reading 円宗寺跡の全面発掘に関する要望書
日本学術会議声明「「説明」ではなく「対話」を、「拙速な法改正」ではなく「開かれた協議の場」を」(二〇二三年四月一八日)を支持し、日本学術会議法の拙速な改正に反対する声明
内閣府は、去る二〇二三年四月一七日に開催された日本学術会議第一八七回総会の席上において、日本学術会議の会員選考に際して選考諮問委員会なるものを設置することなど、日本学術会議の政府からの独立性を侵害する内容を含む日本学術会議法の改正案を提示した。こうした政府当局による学術の独立性への介入は、かつて超国家主義や軍国主義によって学問・研究の自由やその学問としての存立を脅かされた痛恨の過去を有する歴史学の研究者として、とうてい容認できるものではない。Continue reading 日本学術会議声明「「説明」ではなく「対話」を、「拙速な法改正」ではなく「開かれた協議の場」を」(二〇二三年四月一八日)を支持し、日本学術会議法の拙速な改正に反対する声明
世田谷区史編さんにおける「著作者人格権の不行使」問題についての声明
世田谷区は二〇一六年から世田谷区史編さん事業を開始し、原始・古代から近現代にわたる史料の収集・調査にあたってきました。ところが、二〇二二年、執筆の段階になって突如、委員(歴史学者)に対し「著作者人格権の不行使」を求め、承諾しなければ編さん委員としての委嘱を打ち切ると通告してきました。私たち出版産業で働くフリーランスの組合であるユニオン出版ネットワークは、この「著作者人格権の不行使」要求に強く抗議します。Continue reading 世田谷区史編さんにおける「著作者人格権の不行使」問題についての声明