第49回 中世史サマーセミナーの御案内
中世史サマーセミナーは、大学や、普段活動している学会・研究会の枠を越えて、
全国の若手を中心とする研究者が集まる催しです。参加者一人ひとりが、研究
交流や懇談をつうじて中世史研究をより魅力あるものとして体感できることを
目標としています。
本年度は、滋賀県近江八幡市・米原市を主なフィールドに、シンポジウム・研究会、
および見学会を行います。近江国の中世史研究の最先端を理解していただき、
今後の中世史研究全体の発展に寄与することができればと存じます。
【要項】
日程:2011年8月29日(月)~31日(水)
参加費:20,000円程度(全日程参加の場合)
宿舎:希望ヶ丘ユースホステル http://www.jyh.gr.jp/oumi/index.html
滋賀県野洲市北桜978 県立希望が丘公園内(JR東海道本線「野洲」駅下車、
近江バスにて約10分、「希望ヶ丘西ゲート」下車、バス停より徒歩2分)
募集定員:80名(宿泊定員は60名)
申込期間:5月22日(日)~7月31日(日)
申込方法:下記ホームページを参照
【内容・行程】
<第1日> 8月29日(月)
●シンポジウム「中世近江の地域社会」(13:00~17:30)
@希望ヶ丘ユースホステル・ホール
大河内勇介氏(京都大学)「大般若経が語る中世地域社会―近江国の場合―」(仮)
高木叙子氏(安土城考古博物館)「中世近江における一向一揆と村落」(仮)
鍛代敏雄氏(國學院栃木短期大学)「戦国・織豊期の交通問題―近江国の場合―」(仮)
新谷和之氏(大阪市立大学)「戦国期における地域権力化と守護権力―永原氏を中心に―」(仮)
討論コーディネーター;仁木 宏氏(大阪市立大学)
<第2日> 8月30日(火)
●報告会「山寺と城館・城下町―中世近江の歴史的景観を探る―」(9:00~11:20)
@滋賀県立安土城考古博物館セミナールーム
藤岡英礼氏((財)栗東市文化体育振興事業団)「近江における山寺の空間構造―長命寺を中心に―」(仮)
明日一史氏(東近江市教育委員会)「湖東三山からみた近江の山寺」(仮)
高橋順之氏(米原市教育委員会)「京極氏本拠の景観―上平寺館を中心に―」(仮)
松下浩氏(滋賀県教育委員会)「安土城下町の再検討」(仮)
●古文書見学および展示見学(12:20~13:40) @滋賀県立安土城考古博物館
●見学会(13:40~17:30)
安土城下町、西の湖、長命寺
<第3日> 8月31日(水)
●見学会(9:00~14:00)
百済寺、清滝寺・京極氏墓所、上平寺館・城下町
●オプションツアー(14:00~17:00)
大原観音寺、上坂館、佐和山城下町
【第49回中世史サマーセミナーホームページ】
http://www.yakitori.lit.osaka-cu.ac.jp/cgi-bin/j_his/index.php?ma-summerseminar2011
※詳細はこちらで確認ください。