12月11日(月)18:30~21:00 機関紙会館2階大会議室
報告者:小澤 毅氏(三重大学)
「飛鳥の巨大古墳の被葬者-小山田古墳は舒明初葬陵か-」
参考文献:小澤 毅「飛鳥の都と古墳の終末」(『岩波講座日本歴史 古代2』岩波書店、2014年)
小澤 毅「三道の設定と五条野丸山古墳」
(奈良文化財研究所編『文化財論叢Ⅲ』奈良文化財研究所、2002年)
※終了後に忘年会を開催いたします。奮ってご参加ください。
京都に拠点を置く日本史研究会のサイトです。
12月11日(月)18:30~21:00 機関紙会館2階大会議室
報告者:小澤 毅氏(三重大学)
「飛鳥の巨大古墳の被葬者-小山田古墳は舒明初葬陵か-」
参考文献:小澤 毅「飛鳥の都と古墳の終末」(『岩波講座日本歴史 古代2』岩波書店、2014年)
小澤 毅「三道の設定と五条野丸山古墳」
(奈良文化財研究所編『文化財論叢Ⅲ』奈良文化財研究所、2002年)
※終了後に忘年会を開催いたします。奮ってご参加ください。
2017年12月1日(金)18:30~21:00 機関紙会館2階大会議室
2017年度大会共同研究報告反省会
報告者:梁曉弈氏
※大会共同研究報告者の大高広和氏も参加されます。
通常の部会開催曜日と異なりますのでご注意ください。
「国風文化」を考える
報告:榎本 淳一氏(大正大学) 「「国風文化」における漢と鄙」
藤原 克己氏(東京大学) 「国風文化の形成と成熟」
コメント:西本 昌弘氏(関西大学)
日時:2017年12月23日(土)午後1時~午後5時
場所:京都大学本部構内 文学部新館2階第3講義室
本部構内マップ( http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/ )
のうち8番の建物
いわゆる「国風文化」と呼ばれる、10世紀から11世紀特有の文化については、これまで日本史学・国文学・美術史学など幅広い学問領域から研究が重ねられ、成果が蓄積されてきた。しかし、「国風文化」という存在に対して与える定義や概念の有効性など、その評価に関してはいまだに意見の一致をみておらず、文化の豊かな実態が明らかにされる一方で総体的な理解が難しくなっている。
本例会では、日本史学の分野から榎本淳一氏、国文学の分野から藤原克己氏の二名を招き、併せて西本昌弘氏のコメントを頂く。「国風文化」研究を牽引してきた研究者たちによる最新の見解を聞き議論することで、理解の深化をはかりたい。
入場無料。一般来聴歓迎。予約不要。
お問い合わせは日本史研究会(075‐256-9211)まで
11月20日(月)18:30~21:00 機関紙会館2階会議室
岡島陽子氏「古代における女官の「與男官共預知」の実態について」
参考文献
文珠正子「令制宮人の一特質について―「與男官共預知」の宮人たち―」(『阡陵 関西大学博物館学課程創設三十周年記念特集』関西大学考古学等資料室、1992年)
吉川真司「律令国家の女官」(『律令官僚制の研究』塙書房、1998年)
大会1日目の終了後に、古代史部会の懇親会を下記のとおり開催しますので、ご案内申し上げます。
予約不要でどなたでもご参加いただけます。皆さまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
古代史部会懇親会
とき:10月7日(土)18:30~
ところ:京ほのか 四条烏丸店 ←クリックすると食べログに遷移します
(京都市中京区錦小路通東洞院東入西魚屋町600 Briseビル2・3F)
阪急京都線 烏丸駅 徒歩2分
地下鉄烏丸線 四条駅 徒歩3分
※当日、大会会場にて、ご案内のビラをお配りいたします。
★第3回大会共同研究報告準備会★
9月17日(日)14:00~17:00 機関紙会館2階会議室
大高広和氏「古代国家の対外的諸関係」
※通常と開催日時が異なりますのでご注意ください。
★第2回大会共同研究報告準備会★
7月30日(日)14:00~17:00 機関紙会館2階会議室
※通常と開催日時が異なりますのでご注意ください。
大高広和氏「古代日本における中華意識の展開」
〈参考文献〉
伊藤循「終章 古代天皇制と辺境」『古代天皇制と辺境』同成社、2016年
田中史生「律令国家と「蕃俗」」『日本古代国家の民族支配と渡来人』校倉書房、1997年
7月3日(月)18:30~21:00 機関紙会館2階会議室
★古代史サマーセミナー準備報告★
堀 祐輔氏「古代課試制度の再検討(仮)」
参考文献:桃裕行「平安時代後期の学制の衰頽と家学の発生」(『上代学制の研究〔修訂版〕
』(桃裕行著作集第一巻)、思文閣出版、一九九四年、初出一九四七年)
久木幸男「一〇世紀の大学寮と延喜式」(『日本古代学校の研究』玉川大学出版部、一九九〇年)
6月26日(月)18:30~21:00 機関紙会館2階会議室
★古代史サマーセミナー準備報告★
浅野咲氏「藤原氏の成立と台頭」
参考文献:東野治之「藤原不比等伝再考」(『史料学探訪』岩波書店、2015年、初出は2010年)
吉川真司「藤原氏の創始と発展」(『律令官僚制の研究』塙書房、1998年、初出は1995年)
日本史研究会7月例会
テーマ:「性の多様性を紐とく―歴史資料における非規範的な性―」
日 時:7月1日(土)13時~17時(12時半開場)
場 所:平安女学院大学京都キャンパス室町館4階412教室
(地下鉄烏丸線丸太町駅下車、2番出口から徒歩5分)
報告者:
氏家幹人氏(国立公文書館)
「江戸時代の多様な性愛とセーフティネット」
河原梓水氏(日本学術振興会・特別研究員PD)
「性の告白と戦後日本-「変態性欲」に対する2つの態度-」
近年、LGBTの語がつとに流行し、同性婚の是非が議論されるなど、多様な性愛をとりまく社会状況は大きく変化しつつある。しかしながら日本史学において、異性愛規範から逸脱する多様な性の研究は未だ等閑視されており、かかる現代的課題に歴史学がいかなる寄与をなし得るのか、はかることさえおぼつかないのが現状である。
同性愛やトランスジェンダー、サドマゾヒズムなど、異性愛規範から逸脱する様々な性愛は、英語圏の人文諸科学及び国内社会学においてはクィアもしくはゲイ・レズビアン・スタディーズとして地位を確立しつつある。特に男性・女性同性愛については1980年代以降、運動・アカデミズムの双方で多くの議論が蓄積され、これまで自明視されてきたさまざまな規範を相対化・転倒させる成果をあげてきた。日本史学界においては、2014年歴研大会において「クィア史」がテーマとして掲げられるに至ったが、研究蓄積は依然として僅少である。
しかし、研究の手がかりが少ないわけでは決してない。これまで注目されてこなかったものの、史料上には多様な性愛に関する記載は豊富に存在する。これらに光を当てることは、単に性の領域にとどまらず、各時代の社会像をとらえ直す契機ともなるであろう。したがって本例会は、史料に即して多様な性愛の歴史的なありようを検討し、日本史学においてかかる研究領域がいかなる可能性を持つのかを議論する場としたい。