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 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、部会活動は2020年8月現在も、集会型(対面型)を避け、Zoomなどを活用し、10月実施予定の大会に向けた準備を中心に進めています。状況によって、各部会担当研究委員の判断で、運営委員会など、範囲・規模を限った形で会がもたれる場合(ここに情報が掲載されない場合)もございますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

2016年6月5日(日)古代史部会(卒業論文大報告会)

2016年6月5日(日)古代史部会(卒業論文大報告会) published on

6月5日(日)10:30〜17:00 ウィングス京都 セミナー室B

(阪急烏丸・地下鉄四条駅下車、東洞院・蛸薬師上ル)*續日本紀研究会との共催です

 

◇報告者・タイトル

佐々木望氏(立命館大学)「陵戸身分に関する一考察」

[参考文献]利光三津夫・長谷山彰「陵戸制に関する一考察」(利光三津夫[編]『法史学の諸問題』、慶應通信、1987年)

 

久葉智代氏(京都大学)「万葉集にみる「みやこ」と「ひな」への意識」

[参考文献]吉川貫一「万葉集における都と鄙」(『文林』16、1981年)

 

稲田壮登氏(高野山大学)「中国密教における血脈の不在と空海入唐―大日経感得と両部思想―」

[参考文献]松長有慶『密教―インドから日本への伝承―』(中央公論新社、1989年)

 

丸岡大祐氏(大阪大学)「古代における地震観の検討」

[参考文献]市村高男「古代中世における自然大災害と社会の転換―復旧・復興過程に着目した視点の提示」 (荒武賢一朗・太田光俊・木下光生編 『日本史学のフロンティア2 列島の社会を問い直す』法政大学出版局、2015年)

 

光岡俊樹氏(神戸大学)「古代出雲における地域社会編成の基礎的研究」

[参考文献]井上光貞「国造制の研究」(『井上光貞著作集4』岩波書店、1985年、初出1951年)

2016年6月25日(土) 近世史部会 大会共同研究報告 第1回準備報告会

2016年6月25日(土) 近世史部会 大会共同研究報告 第1回準備報告会 published on

日時:2016年6月25日(土)13:00~17:00

場所:機関紙会館2階会議室

報告者:

谷徹也氏「近世成立期における領主・領民関係の構築過程」

【参考文献】

  • ・朝尾直弘「「公儀」と幕藩領主制」(『朝尾直弘著作集』第三巻、岩波書店、2004年、初出1985年)
  •  
  • ・深谷克己「序 民間社会と百姓成立」(『深谷克己近世史論集』第一巻、校倉書房、2009年)
  •  

 

小酒井大悟氏「近世前期の〈開発主〉と地域社会」(仮)

【参考文献】

  • ・江藤彰彦「江戸時代前期における経済発展と資源制約への対応」(大島真理夫編著『土地稀少化と勤勉革命の比較史』ミネルヴァ書房、2009年)
  • ・池上裕子「中近世移行期を考える」(同『日本中近世移行期論』校倉書房、2012年、初出2009年)
  •  

 

*通常と曜日が異なりますので、ご注意ください。

2016年6月11日(土) 近世史部会

2016年6月11日(土) 近世史部会 published on

日時:2016年6月11日(土) 14:00~

場所:機関紙会館2階会議室

報告者:アンドリュー・ゴーブル氏(オレゴン大学)

「中近世移行期の都市における医療文化の展開

―「町医」山科言経と天満・六条本願寺寺内町を中心に―」

 

・ゴーブル・エドムンド・アンドリュー「織豊期に於ける曲直瀬家の医療文化の展開

―毛利大名家との関係を例に」(武田科学振興財団杏雨書屋編 『曲直瀬道三

と近世日本医療社会』 武田科学振興財団 2015)

・同 「山科言経日記(言経卿記)の診療録的記載―『医学天正記』を背景に」(上同)

 

 

※中世史部会と合同です。通常と曜日が異なりますので、ご注意ください。

 

2016年6月28日(火) 中世史部会

2016年6月28日(火) 中世史部会 published on

日時:6月28日(火)18:30~

場所:機関紙会館2F

報告者:勅使河原拓也氏

題目:「内乱期の西国御家人制と源義経」

《参考文献》

川合康「治承・寿永の「戦争」と鎌倉幕府」(『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年、初出1991年)

高橋典幸「御家人役研究の一視角」(『鎌倉幕府軍制と御家人制』吉川弘文館、2008年、初出1996年)

高橋典幸「御家人制の周縁」(同上、初出1999年)

2016年6月11日(土) 中世史部会

2016年6月11日(土) 中世史部会 published on

日時:6月11日(土)14:00~

場所:機関紙会館2F

報告者:アンドリュー・ゴーブル氏

題目:「中近世移行期の都市における医療文化の展開―「町医」山科言経と天満・六条本願寺寺内町を中心に―」

《参考文献》

アンドリュー・ゴーブル「織豊期に於ける曲直瀬家の医療文化の展開―毛利大名家との関係を例に―」(武田科学振興財団杏雨書屋編『曲直瀬道三と近世日本医療社会』武田科学振興財団、2015年)

同「山科言経日記(言経日記)の診療録的記載―『医学天正記』を背景に―」(同上)

 

*近世史部会との合同部会です。通常と曜日が異なりますのでご注意ください。

 

2016年6月4日(土) 中世史部会(卒業論文報告会)

2016年6月4日(土) 中世史部会(卒業論文報告会) published on

卒業論文報告会(大阪歴史学会中世史部会と合同)

日時:2016年6月4日(土)13:00~

場所:機関紙会館5F

 

(1)板谷寿美氏(京都大学)「鎌倉幕府訴訟における謀書」

《参考文献》

瀬野精一郎「鎌倉時代における「謀書」の罪科」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』47-4、2002年)

 

(2)北嶋奈織氏(神戸大学)「奈良坂・清水坂非人抗争の再検討」

《参考文献》

大山喬平「奈良坂・清水坂両宿非人抗争雑考」(『日本中世農村史の研究』岩波書店、1978年、初出1976年)

丹生谷哲一「清水坂別当「東室法印」について―寛元二年奈良坂・清水坂両宿非人抗争の理解のために―」(『年報中世史研究』36、2011年)

 

(3)殷捷氏(京都大学)「中世前期朝廷の地下官人と官司運営」

《参考文献》

今正秀「平安中・後期から鎌倉期における官司運営の特質―内蔵寮を中心に―」(『史学雑誌』99-1、1990年)

中原俊章「諸寮司年預の成立と展開」(『中世王権と支配構造』吉川弘文館、2005年、初出1987年)

遠藤珠紀「『非官司請負制的』経済官司の運営体制」(『中世朝廷の官司制度』吉川弘文館、2011年、初出2005年)


(4)木村公亮氏(神戸大学)「後醍醐天皇と重宝」

《参考文献》

坂口太郎「後醍醐天皇の寺社重宝の蒐集について」(上横手雅敬編『鎌倉時代の権力と制度』思文閣出版、2008年)

豊永聡美「後醍醐天皇と音楽」(『中世の天皇と音楽』吉川弘文館、2006年)

 

(5)平生遠氏(大阪市立大学)「和泉国日根荘における領主支配―『政基公旅引付』にみる家政職員の役割を中心に―」

《参考文献》

志賀節子「中世後期九条家領日根庄における荘園領主段銭をめぐって」(『史敏』8、2011年)

廣田浩治「中世後期の九条家家僕と九条家領荘園―九条政基・尚経期を中心に―」(『国立歴史民俗博物館研究報告』104、2003年)

森脇崇文「山田重久についての一考察」(『史敏』4、2007年)

 

(6)谷口正樹氏(大阪市立大学)「中近世移行期の厳島と大名権力―流通・経済の観点から―」

《参考文献》

鈴木敦子「地域市場としての厳島門前町と流通」(『日本中世社会の流通構造』校倉書房、2000年、初出1983年)

本多博之「西国の流通経済」(川岡勉・古賀信幸編『日本中世の西国社会2 西国における生産と流通』清文堂出版、2011年)

第54回中世史サマーセミナー 北の国から2016 のご案内

第54回中世史サマーセミナー 北の国から2016 のご案内 published on

日程:2016年8月25日(木)~27日(土) 2泊3日

※部分参加の場合は要相談

場所:北海道道央地方(厚真・札幌・余市)

宿泊は札幌市内となります。

シンポジウム:「北方史研究の現在(いま)」

巡検先:厚真町宇隆1遺跡、北海道博物館、北海道埋蔵文化財センター、余市町よいち水産博物館、文書(戦国大名関係等)見学 (予定)

主催:第54回中世史サマーセミナー実行委員会

実行委員:橋本雄(委員長)、鈴木哲雄(副委員長)、簑島栄紀(顧問)、上田哲司(事務局長)、高鳥廉(会計)、野口飛香留・山岸遼太郎(広報)ほか

募集定員:50名

※7月18日〆切り。先着申込順。定員になり次第締め切ります。

参加費:28~30000円程度(全日程参加の場合)

中世史サマーセミナー2016フェイスブック

  URL:https://www.facebook.com/chuseishi54/

  FB検索ワード:「第54回中世史サマーセミナー 北の国から2016」

  最新の情報はこちらよりご確認ください。

お申し込み方法:下記連絡先までメールもしくは郵送にて、参加希望の旨及び返信先をご記入の上、お送り下さい。受け取り次第、申し込み用紙を送付させていただきます。

郵送先:〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目

北海道大学大学院文学研究科 日本史学研究室(橋本雄)気付

メールアドレス:chuseishi54★gmail.com(★を@にかえてください)

2016年6月4日(土)近現代史部会(第1回卒業論文報告会)

2016年6月4日(土)近現代史部会(第1回卒業論文報告会) published on

近現代史部会 第1回卒業論文報告会

※大阪歴史学会近代史部会・大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会と共催

 

日時 2016年6月4日(土)13:00~

場所 機関紙会館2階会議室

京都市上京区新町通り丸太町上ル東側
(地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分/市バス府庁前下車すぐ)

 

報告① 13:00~13:50 ※報告30分・質疑20分(以下同)

長谷川達朗氏(一橋大学)

「日本村落近代化過程における「村の組織化」―兵庫県宍粟郡与位村を事例として―」

〈参考文献〉

・松沢裕作『明治地方自治体制の起源』(東京大学出版会、2009年)
・庄司俊作編『市町村合併と村の再編』(農産漁村文化協会、2014年)
・今村直樹「近代移行期の地域資産をめぐる官と民」(『史林』91-6、2008年)

 

報告② 13:50 ~14:40

十河和貴氏(立命館大学)
「大正後期の政界と元老再生産―松方正義・牧野伸顕・平田東助を中心として―」

〈参考文献〉

・永井和「西園寺公望、最後の元老となる」(『青年君主昭和天皇と元老西園寺』京都大学学術出版会、2003年、第3章)

・村井良太「転換期における首相選定―加藤高明内閣成立にいたる政治変動―1918-1924」(法学政治学篇『六甲台論集』第45巻第1号、1998年)

・荒船俊太郎「大正後期の松方正義と「元老制」の再編」(『史學雑誌』122-1、2013年)

 

報告③ 15:00~15:50

川髙純貴氏(京都大学)

「大戦間期満州における「大陸主義」―金子雪斎とその思想的影響―」

〈参考文献〉

・松沢哲成「満州事変と「民族協和」運動」(『国際政治』43号、1970年)

・山室信一『キメラ 満洲国の肖像 増補版』(中央公論新社、2004年)第二・三章

・渡辺龍策『大陸浪人 明治ロマンチシズムの栄光と挫折』(番町書房、1967年)第5章

 

報告④ 15:50~16:40

牧野竜也氏(神戸大学)

「一九三〇年代前半の日本における対ソ政策形成過程―北満鉄道譲渡交渉をめぐる外務省と陸軍―」

〈参考文献〉

・佐藤元英「北満鉄道譲渡交渉をめぐる日ソ関係」(『駒沢大学文学部研究紀要』54、1996年)

・北岡伸一「陸軍派閥対立(1931〜35)の再検討」(近代日本研究会編『昭和期の軍部』山川出版社、1979年)

・酒井哲哉『大正デモクラシー体制の崩壊』(東京大学出版会、1992年)

 

報告⑤ 16:50~17:40

佐藤圭祐氏(京都府立大学)
「『非常時外交の適任者』広田弘毅の検証―1933年『非常時日本』に関連して―」

〈参考文献〉

・服部龍二『広田弘毅「悲劇の宰相」の実像』(中央公論新社、2008年)
・北岡伸一『日本の近代5 1924~1941政党から軍部へ』(中央公論新社、1999年)
・酒井哲哉『大正デモクラシー体制の崩壊 内政と外交』(東京大学出版会、1992年)

2016年5月16日(月)古代史部会

2016年5月16日(月)古代史部会 published on

第1回大会共同研究報告準備会

5月16日(月)18:30~21:00 機関紙会館2階会議室

本庄総子氏  「律令国家と「天平の転換」」(仮)

〈参考文献〉

早川庄八「公廨稲制度の成立」(同『日本古代の財政制度』、名著刊行会、2000年、初出1960年)

吉田孝「律令国家の諸段階」(同『律令国家と古代の社会』、岩波書店、1983年)