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 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、部会活動は2020年8月現在も、集会型(対面型)を避け、Zoomなどを活用し、10月実施予定の大会に向けた準備を中心に進めています。状況によって、各部会担当研究委員の判断で、運営委員会など、範囲・規模を限った形で会がもたれる場合(ここに情報が掲載されない場合)もございますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

2015年6月6日  近現代史部会(卒業論文報告会)

2015年6月6日  近現代史部会(卒業論文報告会) published on

近現代史部会 卒業論文報告会

※大阪歴史学会近代史部会・大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会と共催

 

日時 6月6日(土)11時~

場所 機関紙会館3階会議室

京都市上京区新町通り丸太町上ル東側
(地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分 市バス府庁前下車すぐ)

 

報告① 11:00~11:55 ※報告30分・質疑25分(以下同)

津熊友輔氏(神戸大学)

「奈良県再設置運動の展開過程とその背景」

〈参考文献〉

  • 大島美津子『明治国家と地域社会』(岩波書店、1994年)
  • 山上豊「明治政府の府県管地政策と人民の対応」(『近代史研究』18、1977年)
  • 谷山正道「奈良県再設置運動研究序説」(『日本文化史研究』25、1996年)

 

報告② 13:00~13:55

平野明香里氏(奈良女子大学)

「歴史とは何か―近代における楠木正成―」

〈参考文献〉

  • 兵藤裕己『太平記〈よみ〉の可能性 歴史という物語』(講談社学術文庫、2005年)
  • 松沢裕作『重野安繹と久米邦武』(山川出版社、2012年)
  • 久米邦武『久米邦武歴史著作集 第三巻 史学・史学方法論』(吉川弘文館、1990年)

 

報告③ 13:55~14:50

出水清之助氏(神戸大学)

「大正デモクラシー期の貴族院議員の議会活動と思想」

〈参考文献〉

  • 内藤一成『貴族院と立憲政治』(思文閣出版、2006年)
  • 小林和幸『明治立憲政治と貴族院』(吉川弘文館、2002年)
  • 後藤致人『昭和天皇と近現代日本』(吉川弘文館、2003年)

 

報告④ 15:10~16:05

長岡航氏(島根大学)

「日本陸軍と海軍の協力関係の実態と軍事方針―毒ガス兵器を中心に―」

〈参考文献〉

  • 大日方純夫・山田朗編『講座 戦争と現代3 近代日本の戦争をどう見るか』(大月書店、2004年)
  • 松野誠也『日本軍の毒ガス兵器』(凱風社、2005年)
  • 吉見義明『毒ガス戦と日本軍』(岩波書店、2004年)

 

報告⑤ 16:05~17:00

松原弘樹氏(大阪市立大学)

「海軍少将高木惣吉の終戦工作(仮)」

〈参考文献〉

  • 鈴木多聞『終戦の政治史1943-1945』(東京大学出版会、2012年)
  • 手嶋泰伸『昭和戦時期の海軍と政治』(吉川弘文館、2013年)
  • 樋口秀実「終戦史上の戦後」(『日本海軍から見た日中関係史研究』芙蓉書房出版、2002年)

2015年6月29日 古代史部会

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6月29日(月)18:30~21:00

場所:機関紙会館3階会議室

河原梓水氏「古代国家の蝦夷支配と良人=王民共同体論 ―服属と化の間―」

〈参考文献〉

  • 熊谷公男「古代蝦夷論の再構築にむけて」 (『東北学院大学論集 歴史と文化』50、2013年)
  • 朴昔順「日本古代の「化」の概念」 (『東京大学日本史学研究室紀要』2、1998年)

2015年6月22日 古代史部会

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6月22日(月)18:30~21:00

場所:機関紙会館3階会議室

金 玄耿氏「平安貴族社会と「貴種」」

〈参考文献〉

  • 橋本義彦「貴族政権の政治構造」 (『平安貴族』平凡社、1986年、初出1976年)
  • 髙橋昌明「中世の身分制」(『中世史の理論と方法―日本封建社会・身分制・社会史』校倉書房、1997年、初出1984年)

2015年6月16日(火) 中世史部会

2015年6月16日(火) 中世史部会 published on

日時 6月16日(火)18:30~ 
場所 機関紙会館3F
報告者 徳満悠氏  「中世後期南山城地域の交通環境と「新関」」

《参考文献》
  • 桜井英治「山賊・海賊と関の起源」(同『日本中世の経済構造』岩波書店、1996年)
  • 田中慶治「国人古市氏の馬借・関支配について―南山城を中心にして―」(同『中世後期畿内近国の権力構造』清文堂出版、2013年、初出1997年)

2015年6月14日(日) 中世史部会

2015年6月14日(日) 中世史部会 published on
第1回卒論報告会 (大阪歴史学会中世史部会と合同)
日時 6月14日(日)13:00~ *通常と曜日が異なります。ご注意ください。
場所 機関紙会館5F
報告
1: 三角健氏(京都大学)
「中世前期平安京の火事と貴族・武士」
2:池嶋美帆氏(立命館大学)
「日蓮遺文紙背文書に見える御家人千葉氏の家政機関」
3:井上真美氏(京都府立大学)
「中世京五山における僧堂の形骸化について―東福寺を例に―」
4:風雄二郎氏(金沢大学)
「一二世紀末期の加賀国における在地領主と東国政権―発給文書から見る在地の実態―」
5:田村亨氏(大阪大学)
「鎌倉期佐々木氏と公武権力」

6:須田圭亮氏(神戸大学)
「幕府吏僚被官化の構造-南北朝期の摂津氏を事例として-」
*終了後、報告者を囲んで懇親会を行います。ご参加のほどよろしくお願い致します。

第54回近世史サマーセミナーのご案内

第54回近世史サマーセミナーのご案内 published on

第54回近世史サマーセミナーのご案内

【日時】2015年7月18日(土)~20日(月・祝)

【会場】勝尾寺 宿坊応頂閣

(大阪府箕面市、北大阪急行・「千里中央」駅から阪急バスで約30分)

【日程】

  • 第1日(7月18日)研究報告、分科会、懇親会
  • 第2日(7月19日)研究報告、レクリエーション、懇親会
  • 第3日(7月20日)巡見(勝尾寺・大阪)
【全体会】 近世中後期の地域と支配―畿内・近国の個別領主支配に着目して―
    加藤明恵「近世中後期伊丹郷町における年貢と諸負担」
  股座真実子「幕末京都の水害対応と「砂持」 ―広域支配の実働と地域社会の反応―」
    尾﨑真理「第二次長州出兵時における畿内幕領の代官手代と人足徴発」
    島﨑未央「畿内における町奉行所広域支配と諸藩の経済政策 ―油・種物の生産・流通にみる―」
    松本充弘「大坂城代領としての摂津国平野郷町の役割」
    東野将伸「幕末維新期の一橋領における租税・金融政策 ―西国所領の動向を中心に―」
 ※いずれも仮題です。報告順は変わる可能性があります。
【分科会】    
  大矢耕平「近世後期萩藩の武士」
  小野塚航一「歴史資料が『商品』となるとき ―ヤフオク出品近世史料の動向調査からみえてきた史料保存の課題―」
  菅原一「松代藩における直上納制と土地所有秩序の変容」
  程永超「癸未・寛永度通信使への一考察 ―正使尹順之と従事官申濡の外交経験を中心に―」
  古林小百合「家の由緒と養子についての一考察 ―備中国川上 郡平川村平川家を事例として―」
  松川雅信「近世日本の朱熹『家礼』受容史小考」
  三角菜緒「17世紀中期播磨国滝野村河岸の構造と変容」
  吉元加奈美「近世堀江地域における茶屋の考察」
 *いずれも仮題です。

 

【費用】全日参加で26,000円程度(予定)

【定員】70名(申込み先着順)

【申込】①氏名、②性別、③郵便番号・住所、④電話番号、⑤メールアドレスを明記の上、6月18日(木)正午までにパソコンメールにて下記までお申し込みください。参加申込者には、後日、分科会要旨などを含めた詳細な申込要項を送付いたします。

【申込先】第54回近世史サマーセミナー実行委員会

【メール】54samasemi@gmail.com

【連絡先】ご不明な点などがございましたら、前記アドレスまでお問い合わせ下さい。

2015年5月21日 近現代史部会

2015年5月21日 近現代史部会 published on

2015年5月 近現代史部会

 

日時 2015年5月21日(木)18:30~
場所 機関紙会館3階会議室
  京都市上京区新町通り丸太町上ル東側
 

(地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分

市バス府庁前下車すぐ)

報告者 山口一樹氏「宇垣一成擁立運動と陸軍」
参考文献

山本四郎「”政界の惑星”宇垣と西原亀三」上・下

 

(『ヒストリア』第96・98号、1982・83年)

坂野潤治「政党政治の崩壊」

(同・宮地正人編『日本近代史における転換期の研究』山川出版社、1985年)

2015年5月27日 近世史部会

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日時:2015年5月27日(水)18:30~

場所:機関紙会館3階会議室

報告者:松浦晃佑氏「日本・マカオ間の負債問題とキリシタン問題―「マカオ市議会文書」を題材に―」

<参考文献>

  • 岡美穂子『商人と宣教師 南蛮貿易の世界』(東大出版会、2010)
  • 永積洋子「平戸オランダ商館日記」(永積洋子・武田万里子『平戸オランダ商館・イギリス商館長日記』、そしえて、1981)

2015年5月31日 古代史部会

2015年5月31日 古代史部会 published on

5月31日(日)10:00~17:00  続日本紀研究会・日本史研究会合同卒業論文大報告会

場所:大阪歴史博物館3F第2研修室 (地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅)

報告者:

安東 峻(大阪大学) 「古代における蝦夷「公民」化政策の展開 ―「夷狄」観変遷の考察に向けて―」

〈参考文献〉平川南「俘囚と夷俘」(青木和夫先生還暦記念会編『日本古代の政治と文化』吉川弘文館、1987)

笹田 遥子(関西大学)「成立期の賀茂斎院についての考察」

〈参考文献〉横田美緒「賀茂祭の成立と律令国家」(『史学研究』278、2013)

田中 佑佳(神戸大学) 「紀伊地域社会の構造―「紀氏集団」の再検討―」(仮)

〈参考文献〉栄原永遠男「和泉南部地域と紀伊」 (『紀伊古代史研究』思文閣出版、2004)

大石 薫利(奈良大学)「舒明・皇極朝の皇位継承について」

〈参考文献〉斉藤融「舒明即位前紀小考―推古遺詔を中心に―」 (『史聚』39・40合併号、2007)

小塩 慶(京都大学)「古代日本における祥瑞思想の受容」

〈参考文献〉東野治之「飛鳥奈良朝の祥瑞災異思想」 (『日本歴史』259、1969)

長谷川 優(同志社大学) 「「佐伯院付属状」からみる九世紀における氏意識の高揚」

〈参考文献〉櫛木謙周「佐伯院関係隨心院文書の諸問題」 (『隨心院門跡を中心とした京都門跡寺院の社会的機能と歴史的変遷に関する研究』、2006)

2015年5月18日 古代史部会

2015年5月18日 古代史部会 published on

5月18日(月)18:30~21:00 大会共同研究報告第1回準備会

場所:機関紙会館3階会議室

末松 剛氏「10~11世紀における宮廷儀礼の転換と展開」

〈参考文献〉  神谷正昌「摂関政治の諸段階」(『国史学』197、2009年)