新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、部会活動は2020年8月現在も、集会型(対面型)を避け、Zoomなどを活用し、10月実施予定の大会に向けた準備を中心に進めています。状況によって、各部会担当研究委員の判断で、運営委員会など、範囲・規模を限った形で会がもたれる場合(ここに情報が掲載されない場合)もございますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
□大会共同研究報告・第2回準備報告会
日時:7月15日(日)13:00~
場所:機関紙会館3階会議室
報告:牧知宏氏
「近世後期京都における地域住民組織と都市行政(仮)」
参考文献:
・牧知宏「近世都市京都における《惣町》の位置─「御朱印」に注目して─」
(『新しい歴史学のために』275、2009年)
・牧知宏「近世前・中期京都における都市行政の展開─年寄と町代の関係をめぐって─」
(『史林』93-2、2010年)
報告:小林丈広氏
「近世京都における都市繁栄策と公共性」
参考文献:
・小林丈広「幕末維新期の都市社会―都市行政の変容と町奉行所与力―」
(宇佐美英機・藪田貫編『〈江戸〉の人と身分1 都市の身分願望』吉川弘文館、2010年)
【卒業論文報告会】 7/29(日)15:30〜 於機関紙会館3階
*報告順は当日変更する場合があります。*「・」以下は参考文献。
・斎藤利男「十一世紀~十二世紀の郡司・刀禰と国衙支配」(『日本史研究』205号 1979)
・中込律子「王朝国家期における国衙国内支配の構造と特質」(『学習院史学』23号 1985)
- ●岸畑祐輝穂氏(京都府立大学)「穢観念の変遷 —摂関期から院政期を中心とした検討— 」
- ・三橋 正 「穢」(『日本古代神祇制度の形成と展開』法蔵館、2010)
- ・山本幸司 『増補版 穢と大祓』(解放出版社、2009)
- ●勝川浩次氏(京都大学)「中世前期の非人集団と権門勢家」
・黒田俊雄「中世の身分制と卑賤観念」(『日本中世の国家と宗教』岩波書店1975、初出1972)
・大山喬平「中世の身分制と国家」(同『日本中世農村史の研究』岩波書店1978、初出1976)
- ●窪田頌氏(京都大学)「義鎮初期の大友氏権力構造 ——小原鑑元の乱を中心に」
・八木直樹「戦国大名大友氏の「方分」について」(『大分県地方史』188号、2003)
・八木直樹「戦国期大友氏権力の文書発給システムと権力構造」日本歴史671号、2004)
◇◆◇第1回修士論文報告会のご案内◇◆◇
今年度第1回の修士論文報告会を、下記の要領にて開催いたします。ふるってご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
日時: |
7月28日(土) 13:00~ |
会場: |
機関紙会館3階会議室 |
報告者①: |
大山 僚介氏(名古屋大学大学院) |
論題: |
「1910~20年代における航空思想の普及-帝国飛行協会・国民飛行会を中心に―」 |
参考文献: |
荒川章二『軍隊と地域』(青木書店、2001年) |
|
和田博文『飛行の夢 1783-1945 熱気球から原爆投下まで』(藤原書店、2005年) |
|
|
報告者②: |
橋本紘希氏(名古屋大学大学院) |
題目: |
「1930年代における歴史祭典の考察」 |
参考文献: |
高木博志「「郷土愛」と「愛国心」をつなぐもの―近代における旧藩の顕彰―」(『歴史評論』659号、2005年) |
|
高木博志 「紀念祭の時代―旧藩と古都の顕彰―」(佐々木克編『明治維新期の政治文化』、思文閣出版、2005年) |
◇◆◇第2回共同研究報告準備会のお知らせ◇◆◇
第2回の大会準備会を下記の要領にて開催いたします。ふるってご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
日時: |
2012年7月15日(日) 14:00~ |
会場: |
たかつガーデン3階会議室「桜」 |
|
|
大阪市天王寺区高津町7-11 近鉄「上本町」駅より徒歩3分、地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅より徒歩7分 |
|
|
☆機関紙会館ではありませんのでご注意ください!! |
報告者①: |
櫻澤 誠氏(立命館大学) |
論題: |
「戦後沖縄の復帰過程と「自立」への模索(仮)」 |
参考文献: |
櫻澤誠『沖縄の復帰運動と保革対立』有志舎、2012年 |
|
櫻澤誠「戦後沖縄における「基地問題」の形成過程」『部落問題研究』197、2011年 |
|
櫻澤誠「1950年代沖縄における政治勢力の再検討」『年報近現代史研究』4、2012年 |
|
|
|
報告者②: |
大串 潤児氏(信州大学) |
論題: |
「「戦後」社会運動と地域社会 研究の現段階(仮)」 |
参考文献: |
大串潤児「山本茂実と地域「葦会」」(『年報日本現代史』8、2002年) |
|
大串潤児「青年と社会運動」(森武麿編『1950年代と地域社会』現代史料出版、2009年) |
|
栗原彬ほか編『高畠通敏集 1 政治理論と社会運動』(岩波書店、2009年) |
6月19日(火)中世史部会:台風のため延期のお知らせ
本日6月19日(火)に予定しておりました日本史研究会中世史部会ですが、
台風接近により、開催を7月3日(火)に延期します。
ご了解いただければ幸いです。
メール会員のみなさまには同内容のメールを緊急でお送りしておりますので、周りにおられます
部会員以外の方にも周知していただけますよう、ご協力、よろしくお願い申し上げます。
日時:7月10日(火) 18:30 ~ 21:00
※通常部会とは曜日が異なります。ご注意下さい。
場所:機関紙会館3階
報告者:佐藤泰弘氏「反転する平安時代史」
〈参考文献〉
上島享『日本中世社会の形成と王権』(名古屋大学出版会 、2010年)
【大会共同研究報告第2回準備会】
日時:7月2日(月) 18:30 ~ 21:00
場所:機関紙会館3階
報告者:古市晃氏
「5・6世紀における倭王権の支配構造―王宮と王族の存在形態―」
〈参考文献〉
- 狩野久「部民制」(同『日本古代の国家と都城』東京大学出版会、1990年、初出1970年)
- 仁藤敦史「文字史料からみた古墳と王権」(『講座日本の考古学7古墳時代(上)』青木書店、2011年)
日時:7月3日(火)18:30~(台風のため延期となった6月19日分です)
場所:於機関紙会館3F
泰地翔大氏「寺社勢力の形成と展開―中世延暦寺の僧団編成について―」
《参考文献》
- 黒田俊雄「中世寺社勢力論」(『黒田俊雄著作集 第3巻顕密仏教と寺社勢力』法蔵館、1995年2月、初出1975年)、
- 衣川仁「中世延暦寺の門跡と門徒」(『中世寺院勢力論』吉川弘文館、2007年11月、初出2000年)
◇◆◇6月定例部会のお知らせ◇◆◇
6月定例部会を下記の要領にて開催いたします。
ふるってご参加いただきますよう、お願い申しあげます。
日時:6月17日(日) 15:00~
会場:機関紙会館3階会議室
報告者:山田 裕輝氏(名古屋大学大学院)
題目:幕末期長州藩の海軍建設―長州藩士北条源蔵の活動を中心に―
参考文献:小川亜弥子『幕末期長州藩洋学史の研究』(思文閣出版、1998年)