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皆様より情報を募集しております。シンポジウムや研究会・講座・現地説明会などの当会の活動趣旨に関わるものの情報をご連絡ください。
なお、確実な情報の発信を期すため、ここの情報掲載には、以下を満たすことを条件とさせていただきます。

日本史研究会会員よりの連絡であること。
日本史研究会会員が主要な連絡確認先となっていること。
日本史研究会の趣旨に反せずに学術研究に関わるもの。

情報はメールにてお送りください。会員の方ならどなたでも受付しますので、積極的に情報を寄せていただきますようよろしくお願いします。
なお、いただいた情報は当会で検討しますので、掲載まで多少時間がかかるかかる場合があります。ご了承くださいますようよろしくお願いします。(ご返答に時間がかかる場合にはこちらよりその旨ご連絡いたします)

全史料協近畿部会講演会 「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」

全史料協近畿部会講演会 「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」 published on

平成21年に定められた公文書管理法は、地方自治体に同法の趣旨  に則った施策の実施を求めています。近年、これを受けて、公文書  管理条例の制定や新たな公文書館設置に取り組む自治体がある一方、多くの自治体では対応の模索やとまどいも見られます。こういった現状に鑑み、国立公文書館・加藤丈夫館長をお招きし、「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」と題するご講演をいただきます。あわせて、滋賀県の中井善寿氏に同県の地道な取り組みについてご報告いただき、自治体が問われる公文書管理・歴史的保存と活用という課題について学びます。

 関心お持ちの方、ぜひふるってご参加ください。

 

 ☆日時 平成29年6月29日(木)午後2時30分~5時

 ☆場所 京都府立京都学・歴彩館 小ホール(京都市左京区下鴨半木町1-29  TEL075-723-4836)

      京都市営地下鉄烏丸線北山駅下車 1番出口より南徒歩約4分

 ☆プログラム

   〔記念講演〕 加藤丈夫氏  独立行政法人国立公文書館館長

                   「未来に引き継ぐ公文書―行政機関に求められる公文書管理―」

   〔取組報告〕 中井善寿氏  滋賀県県政史料室参事員

   〔質疑応答とミニディスカッション〕

 ☆参加方法 全史料協近畿部会機関会員所属の方、個人会員の方は自由にご参加ください。

  会員外の方は以下までTEL・FAX・E-MAILのいずれかによりお申し込みください。

  先着定員50人まで受け付けます。参加料無料。

   〔申し込み先〕尼崎市立地域研究史料館(火曜・祝日休館)

              TEL06-6482-5246 FAX06-6482-5244

               E-MAIL ama-chiiki-shiryokan@city.amagasaki.hyogo.jp

 

※詳細につきましては、こちら(http://jsai.jp/iinkai/kinki/index.kinki.html)をご覧下さい。

総合女性史学会 声明

総合女性史学会 声明 published on

 ※総合女性史学会が下記の声明を公表されました。総合女性史学会から依頼がありましたので、本会のサイトに掲載いたします。

 

《声明》 「選択的夫婦別姓(氏)」の実現をめざして

 2015年12月16日、最高裁判所大法廷において、長年の懸案であった「夫婦別姓(氏)訴訟」の判決があり、現行民法750条(夫婦同氏)を合憲とする判決が下され、原告側の敗訴が確定した。
 15人の裁判官(男性12人・女性3人)のうち、違憲と判断したのは女性裁判官全員を含む5人であった。夫婦同姓支持は、「家族の呼称を一つにする合理性がある」、「女性の不利益は通称使用で緩和できる」という理由であり、最高裁は司法としての人権問題への判断を避け、立法府の責務として国会に法整備を転嫁した。
 今回の訴訟は、憲法13条(個人の尊厳)・14条(法の下の平等)・24条(男女の本質的平等)の違反、また、1976年に国連で採択され、85年に日本も批准した女性差別撤廃条約(16条第1項:婚姻、家族関係に関わる全ての事項について女性に対する差別の撤廃。完全な合意のみによる婚姻の権利。夫および妻の同一の個人的権利〔姓および職業を選択する権利〕)にも抵触するという内容である。
夫婦同姓の法的義務は、現在、世界でも日本ただ一国が施行しており、この件に関し、日本政府は国連女性差別撤廃委員会から再三の改正勧告を受けている。
「家族の呼称を一つにする合理性」は、海外諸国の事例を含めて立証されなければならない。

 夫婦同姓は日本の伝統的慣習であるという見解に対し、歴史学研究の立場から述べれば、婚姻後の夫婦同氏(姓)制度は、家制度を法制化した1898年の明治民法によってはじめて施行されたものである。古代・中世の時代は夫婦別姓であり、近世は夫婦別姓を基本に、姓とは別に苗字については夫婦別苗字・同苗字の混在期であり、制度化はされていなかった。
 歴史的経緯を辿れば、我が国においては夫婦別姓の時代が圧倒的に長期間であった。敗戦後の1947年の民法改正によって家制度は廃止されたが、「夫婦同氏」の条項は依然として残された。男性優位が浸透する社会で、婚姻後に夫の姓を選択する妻は、現在全体の96パーセントに及んでいる。これを原告側は間接差別としている。
 また、改姓による社会的不合理や自己のアイデンティティの不一致など心情的な被害を受ける女性も多く、個人や夫婦の望まぬ改姓は、国民全般への大きな足枷となっている。また同時に、「夫婦同氏」の強制は男女双方に圧力をかけて「法律婚」の妨げを助長している。
「選択的夫婦別姓(氏)」は家族の多様性を許容し、個人の尊重の上に立つ制度である。個々の人格権は決して侵害されてはならない。
現行の民法750条を早急に改正し、「選択的夫婦別姓(氏)」の実現を国会に強く要請するものである。
                 
 2017年3月                      

 総合女性史学会

放送文化基金 研究報告会2017

放送文化基金 研究報告会2017 published on

主催:公益財団法人 放送文化基金

日時:2017年3月3日(金)14:30開場、15:00開会

場所:ホテル ルポール麹町2F「サファイア」​​〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-3

 

報告① 技術開発部門(平成25年度助成)
『情報通信技術を利用した失語症者向け言語訓練及びコミュニケーション支援技術』

黒岩 眞吾 氏(千葉大学 工学部) 

 失語症とは,脳血管障害等で言語野が損傷されることにより,一旦獲得した言語機能に障害を受けた状態のことをいう。言語の理解や生成に困難さを伴うため認知症と誤認されやすいが,言語を用いない思考に関する機能は維持されており,認知症とは根本的に異なる。従来,失語症においては慢性期に入ると言語機能の回復は期待できないと言われてきたが,タブレットやロボットを用いた継続的かつ高頻度の言語訓練により回復の可能性が見え始めてきた。本報告では失語症者向け要約字幕作成技術,言語聴覚士の代わりに呼称訓練を行うロボット,日常生活の中で語の思い出しを支援しつつ言語訓練を行うタブレットアプリの研究開発と,病院や自宅での実証実験の様子を紹介する。

 

報告② 人文社会・文化部門(平成22~25年度助成)
『時代考証学の可能性』
大石 学 氏(
時代考証学会会長 東京学芸大学)

 近年、「江戸イメージ」に変化がみられる。江戸時代の差別・抑圧の側面に注目し、明治維新後の文明化・西洋化時代との断絶を強調するイメージから、「徳川の平和」といわれる社会の安定の側面に注目し、明治維新後の国家・社会との連続面を強調するイメージへの変化である。これは、勧善懲悪の価値観のもと、主人公のヒーローが悪人を大勢斬る「チャンバラ」時代劇の終焉と、庶民生活に焦点をあて、個人の苦悩や葛藤、個人と集団・社会・国家との関係=「リアル江戸」を丁寧に描く新たな時代劇への転換と連動する。この転換を基礎から支えるのが、史料や最新の研究成果にもとづく新たな時代考証である。時代考証学とは、被服史、食物史、建築史、生活史、風俗史、遊戯史、医学史、音楽史、技術史、科学史、地域史など、諸学問の研究を総合しておこなう時代考証の方法を、科学的に確立することを目指す新しい学問である。私が時代考証学を提起し、2009年に時代考証学会を設立してから見えてきた課題や、今後の可能性について報告する。

参加申込必要 2月27日(月)締切り

お問い合せ・参加申込については公益財団法人放送文化基金http://www.hbf.or.jp/grants/article/society2017まで

入場無料です。定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承下さい。

 

第55回近世史サマーセミナーのご案内

第55回近世史サマーセミナーのご案内 published on
〇第55回近世史サマーセミナーのご案内
【日時】2016年7月16日(土)~18日(月・祝)
【会場】ファミーユ神立 新潟県南魚沼郡湯沢町
(湯沢ICより車で5分、上越新幹線越後湯沢駅より車で10~15分)
【日程】第1日(7月16日)研究報告、分科会
第2日(7月17日)研究報告、レクリエーション
第3日(7月18日)巡見(豪農の館・新潟市歴史博物館)※新潟市内で解散予定
【全体会】 ≪地域史研究と歴史の伝え方≫
原直史(新潟大学)「問題提起―新潟県地域の事例から」
安宅俊介(新潟市歴史博物館)「新発田藩領における献金と格式」
澤井廣次(天理大学附属天理図書館)「近世前中期奈良町における惣年寄と町代」
高橋陽一(東北大学)「景勝地と生業―出羽国象潟の開田をめぐって―」
小田真裕(船橋市郷土資料館)「常設展示をつくり、活かす―千葉・茨城の事例に即して―」
大浦和也(白鹿記念酒造博物館)「博物館の連携と地域との関わり」
【分科会】
徳丸貴尋「近世に刊行された茶書の特徴と茶の湯の専門図書館について」
仲田侑加「近世中後期における尼僧の存在形態」
根本みなみ「近世大名家と藩外由緒」
平田良行「近世中後期の代官所支配システムの一考察」
宮本花恵「近世蝦夷地における浄土宗教団の教化活動」
本木成美「松島町の文化財行政における現状と課題」
※全体会・分科会報告はいずれも仮題です。報告順は変更する可能性があります。

【費用】全日参加で25,000円程度(予定)
【定員】70名(申込み先着順)
【申込】①氏名、②性別、③郵便番号・住所、④電話番号、⑤メールアドレスを明記の上、
6月16日(木)正午までにパソコンメールにて下記までお申し込みください。
参加申込者には、後日、分科会要旨などを含めた詳細な申込要項を送付いたします。
【申込先】第55回近世史サマーセミナー実行委員会
【連絡先】ご不明な点などがございましたら、前記アドレスまでお問い合わせください。

「2016年熊本地震」による被災歴史資料保全活動への支援募金のお願い

「2016年熊本地震」による被災歴史資料保全活動への支援募金のお願い published on

2016年熊本地震」による被災歴史資料保全活動への支援募金のお願い

 

                                                                         2016年4月28日

                                                                         歴史資料ネットワーク

                                                                         熊本被災史料レスキューネットワーク

 

2016年4月14日以来の「2016年熊本地震」では、最大震度7を記録する二度の地震のほか、これまでにない頻度の度重なる余震により、熊本県から大分県にかけて甚大な被害をもたらしました。未だ不自由な生活を余儀なくされている被災者のみなさまに心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族のみなさまに対して深くお悔やみを申し上げます。

 

わたしたち歴史資料ネットワーク(史料ネット)は、1995年の阪神・淡路大震災以来、大規模自然災害時における被災歴史資料・文化財の救済保全活動に取り組んでまいりました。今回の大災害に際しても被災地の歴史文化の関係者の方々や全国の資料保全ネットワーク関係者、また国立文化財機構文化財防災ネットワーク関係者等と連絡をとり合いながら、ひとつでも多くの貴重な歴史資料・文化財を滅失の危機から救うため活動に取り組んでおります。

 

地震発生から2週間が経過した現在、熊本市立熊本博物館(4月19日)や大分県立歴史博物館(4月26日)では民間所在史料・文化財の保全に関する呼びかけが行われるとともに、熊本では4月23日に歴史研究者を中心とする「熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)」が発足するなど、すでに被災地では被災歴史資料・文化財の救済保全活動が始められております。ご自身も被災されながらも、いち早く地域の歴史資料・文化財の救済に向けた活動をスタートさせた現地関係者の方々の勇気に心から敬意を表するとともに、被災地での活動を励ましつつ、史料ネットとしても全国の関係者と協力しながら、全力で被災地での活動を支援していきたいと考えております。

 

現地ではすでにいくつかの民間所在の被災歴史資料・文化財の救出活動が行われておりますが、広域かつ甚大な被害に見舞われた今回の大災害では、これまでの経験から言っても長期にわたる活動が継続されることが予想されます。そうした長期にわたる活動を全国で支えていくために、みなさまから活動支援の募金をお願いしたいと考えます。このことについて4月26日に史料ネットと熊本史料ネットとで相談を行い、募金のお願いについては史料ネットがサポートを行い、熊本史料ネットを代行してみなさまにお願いをすることとなりました。

 

みなさまからいただきます募金については、熊本史料ネットなどの現地活動主体に順次送金していくとともに、現地活動主体を支援するために有効に活用させていただきます。

被災地の復興に不可欠な地域の記憶の基礎となる歴史資料・文化財の救済のため、みなさまからの多大なご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

2016年熊本地震による被災歴史資料保全活動支援募金 

 

* (郵便振替)口座番号:00930-1-53945

* 加入者名:歴史資料ネットワーク

* 払込用紙の通信欄に「熊本支援」と明記してください。

*WEB上からのお振り込みは、下記をご参照ください。

銀行名:ゆうちょ銀行(コード9900)、店番:099

預金種目:当座、店名:〇九九店(ゼロキュウキュウテン)

口座番号:0053945

* 振り込み元名義のあとに「クマ」と入力してください。

「若手研究者問題」解決に向けた歴史学関係者の研究・生活・ジェンダーに関するウェブ・アンケート調査(実施期間再延長のお知らせ)

「若手研究者問題」解決に向けた歴史学関係者の研究・生活・ジェンダーに関するウェブ・アンケート調査(実施期間再延長のお知らせ) published on

日本歴史学協会では「若手研究者問題検討特別委員会」を設置し、若手はもちろん、修士課程以上すべての歴史学関係者に向けて、インターネット上でアンケート調査を行っております。

 

2015年8月より2016年1月中旬までアンケートを実施したところ、約400件のアンケートデータが集まりました。アンケートに協力いただいた皆様に感謝いたします。

しかし、想定していたサンプル数には届きませんでした。

この回答数は、2009年に行われた日本社会学会の同様のアンケートの回答数が615件(満40歳代以下に対象者限定)と比べて大きく下回っています。

また、回答者の対象地域も「日本」が45%強、「ヨーロッパ」が31%に対し、「中国・朝鮮」が11%、「南北アメリカ」が3%となっており、分野的な偏りも生じております。

 

これはひとえに、「若手研究者問題検討特別委員会」の告知不足が原因であると思いますが、現在の歴史学領域の全体像を把握するために、再度アンケート期間を延長し、少しでもサンプル数を増やしたいと考えております。

 

アンケートの対象は、修士以上の大学院生、非常勤職員、大学教員、専門職、学校教員などを含む、幅広く歴史学に携わる人びとを想定しております。また対象年齢も若手に限定せず、全年齢の方々を対象としております。

 

歴史学にとっての「若手研究者問題」とは、大学教員、中高教員、学芸員などの専門家をどのように養成するのか、そして研究・教育に携わる者が大学改革などに直面しながらどのような研究・教育を営み、どのような課題を抱えているのか、という世代を超えた問題です。

 

本アンケート調査は、歴史学における「若手研究者問題」の実態を明らかにし、歴史学を次世代にとって魅力ある学問分野とするために、関係諸機関に有益な提言を行うことを目的としております。

 

本会の加盟学会および歴史学関係者の皆様に、改めて本アンケート調査への回答と周知にご協力をお願い申し上げます。

日本歴史学協会委員長 木村茂光

若手研究者問題検討委員会

赤羽目匡由 浅田進史 小沢弘明(委員長)

菊池信彦 崎山直樹 瀬畑源

永山聡子 野口華世 中野聡

服藤早苗 山田邦明 若尾政希

 

 

2016年3月31日17:00までウェブ・アンケート調査期間を延長します。

アンケートはこちらから

https://sites.google.com/site/jhcwebsurvey/home/questionnaire

 

●アンケートの回答にはおおよそ20分程度かかります。

●Researchmapなど、これまでの研究業績をまとめた資料を参照しながら記述することで、アンケート回答時間は短縮できると思います。

●アンケートの性格上、複数回の回答することはお控えください。

 

無記名アンケートであり、また全てのデータは統計的に処理され、回答者が特定されることは一切ありません。結果の公表に際し、回答者に不利益が及ばないよう、細心の注意を払います。

また、記入いただいた情報の原本は本アンケートの目的以外に使用せず、分析結果公表後は速やかに破棄いたします。

歴史学研究会シンポジウム

歴史学研究会シンポジウム published on

歴史学研究会シンポジウム

歴史学の課題としての戦後日本/平和主義―集団的自衛権問題を見すえて―

日 時 2014年12月13日(土) 13時30分~17時30分
会 場 慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎527教室
  http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
  ※西校舎は上記サイトの「キャンパスマップ」中、12番の建物

報告

油井大三郎 世界史に逆行する集団的自衛権論の陥穽
  鳥山 淳 自治と復興をめぐり揺れ動く、占領下沖縄の「平和」
  村井 章介 境界の蘇生を求めて―日本前近代史から―     

資料代:500円(事前申し込み不要)
開催主旨(抄):

第二次安倍政権による、集団的自衛権を容認する閣議決定の強行は、日本国憲法の根幹たる平和主義への挑戦であり、立憲主義の原則を否定するものに他ならない。かかる事態をふまえて、歴史学の立場から現状を見すえる視座を探るべく、シンポジウムを開催する。

とりわけ今回は、戦後日本が標榜してきた「平和主義」に照準をあわせて、戦後日本/平和主義を、世界史・沖縄・前近代史という時間的・空間的な広がりのなかで多角的に再検討する。当日はぜひ会場で、討論の輪に加わっていただきたい。
詳細については、下記をご参照ください。http://rekiken.jp/seminars.html#sougou

第42回古代史サマーセミナーのご案内

第42回古代史サマーセミナーのご案内 published on

第42回古代史サマーセミナーのご案内

日程: 8月24日(日)~26日(火)
会場: 指宿市民会館指宿市立考古博物館時遊館Coccoはしむれ指宿こころの宿
宿泊: 指宿こころの宿(天然温泉の大浴場および2食付)
       
〔内容〕*題目は仮題を含む*
  8月24日(日)分科会(個別研究報告) 於 指宿市民会館
   
  • 熊谷明希(東北学院大学)「大隅・薩摩国における「墾田」制支配の特質」
  • 武内美佳(東京大学)「橘氏是定の特質とその意義」
  • 垣中健志(東京大学)「畿内における家産の形成」
  • 井上正望(早稲田大学)「九世紀弾正台の京内巡察」
  • 窪田 藍(専修大学)「日本古代の水害対策と営繕令近大水条」
  • 渡辺淳子(京都大学)「随身の基礎的研究」
  • 宮崎真由(奈良大学)「陰陽家と謀反の関係について」
  • 菊池達也(広島大学)「畿内における隼人の奉仕」
  • 弘胤 佑(広島大学)「律令国家の対地震政策―弘仁9年地震の事例を中心に」
  8月25日(月) 於 時遊館Coccoはしむれ
    9:00~13:00 全体会 奈良・平安時代の南九州と南西諸島
      中村明蔵(鹿児島国際大学)「隼人と南九州」
橋本達也(鹿児島大学)「古墳時代の南九州」
深野信之(姶良市教育委員会)「考古学から見た奈良平安時代の南九州」
高梨 修(奄美市教育委員会)「考古学から見た奈良平安併行期の南西諸島」
永山修一(ラ・サール学園)「平安時代の南九州」
  14:00~16:00 橋牟礼川遺跡 解説&見学
  8月26日(火) 8:30~17:00 巡検
  枚聞神社、石籬浦、松之尾遺跡、南さつま市立輝津館、鑑真記念館、
南さつま市立歴史交流館金峰、鹿児島市立ふるさと考古歴史館
  鹿児島中央駅にて解散
費用: 3万円程度(全日程参加の場合)
申し込み方法: 必要事項を記入した別紙申込書と返信用封筒(82円切手貼付)を同封の上、下記宛てお送りください。
 

〒891-0192 鹿児島市小松原2-10-1 ラ・サール学園 永山修一気付
第42回 古代史サマーセミナー事務局
tel 099-268-3121(ラ・サール学園)

※申込用紙は、kodaishibukai@yahoo.co.jpまで、メールにてお問い合わせください。

申し込み〆切: 7月31日
なお、受入数の上限(50名)に達した場合、期限前に申し込みを締め切る場合があります。お早めにお申し込みください。
申し込み〆切り後、速やかに、詳細な日程及び参加費用等を記した実施要領を郵送いたします。

第53回近世史サマーセミナーのご案内

第53回近世史サマーセミナーのご案内 published on

第53回近世史サマーセミナー

日時 2014年7月19日(土)~21日(月・祝)
会場

丸徳旅館

(茨城県ひたちなか市 ひたちなか海浜鉄道「磯崎」駅から徒歩5分)

   
第1日(7月19日) 研究報告、分科会
第2日(7月20日) 研究報告、レクリエーション、懇親会
第3日(7月21日) 巡見(水戸・土浦)

 

 

全体会

近世後期の「危機」と関東譜代藩を考える
  武子裕美「土浦藩について」
  千葉拓真「寛政期における譜代大名の「改革」志向―土浦藩主土屋泰直を事例に―」
  鈴木直樹「備荒貯蓄からみる「危機」と藩・村落―土浦藩領常陸国信太郡烏山村を事例に―」
  矢森小映子「天保期殖産興業をめぐる思想―田原藩家老渡辺崋山と興産方大蔵永常を事例に―」
  鈴木淳世「19世紀前半の北奥における「国産」政策の変容―八戸藩を事例に―」
  大橋毅顕「笠間藩牧野家の財政政策―天保期を中心に―」
  ※いずれも仮題です。なお、報告順は変わる可能性があります。
分科会 詳細は、歴史学研究会日本近世史部会のHPに掲載されている案内を御覧ください。
   
費用 全日参加で27,000円程度(予定)
定員 70名(申込み先着順)

申込

 

 

①氏名、②性別、③郵便番号・住所、④電話番号、⑤メールアドレスを明記の上、

6月22日(日)正午までにパソコンメールにて下記までお申し込みください。

参加申込者には、後日、分科会要旨などを含めた詳細な申込要項を送付いたします。

申込先 第五三回近世史サマーセミナー実行委員会
メール samasemi53@gmail.com
連絡先 ご不明な点などがございましたら、前記アドレスまでお問い合わせください。

公開シンポジウム大学における新たな歴史教育を求めて

公開シンポジウム大学における新たな歴史教育を求めて published on

公開シンポジウム大学における新たな歴史教育を求めて

  1. 日 時 2015年3月15日(土)13:30~17:30
  2. 場 所 日本学術会議講堂
  3. 主 催 日本学術会議 史学委員会、史学委員会史学分野の参照基準検討分科会、他、
  4. 共 催 日本学術会議 地域研究委員会、法学委員会、経済学委員会
  5. 後 援 経営史学会、政治経済学・経済史学会、日本考古学協会、日本歴史学協会、美術史学会
  6. 開催趣旨
    「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準・史学(歴史)分野」の素案を提示し、日本学術会議関係者のみならず、歴史学の関わる多くの方々の意見を聴取したい。
  7. 次 第
    • Ⅰ 経緯と趣旨説明
    • Ⅱ テーマ別報告(各報告の題は未定)
      1. 「日本史」木村茂光(日本学術会議第一部会員、帝京大学文学部教授)
      2. 「外国史」桜井万里子(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授)
      3. 「考古学」常木晃(日本学術会議連携会員、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授)
      4. 「美術史」鈴木廣之(日本学術会議連携会員、東京学芸大学教授)
      5. 「科学史」佐野正博(日本学術会議連携会員、明治大学経営学部教授)
      6. 「法制史」三成美保(日本学術会議連携会員、奈良女子大学教授)
      7. 「経済史」岡崎哲二(日本学術会議連携会員、東京大学大学院経済学研究科教授)
      8. 「政治史」羽場久美子(日本学術会議第一部会員、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科教授)